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すぐ行動する人ってどんな人?③

こちらは下記記事の続編になります。
まだ閲覧されてない方は、是非初めから読んでみてください。

周囲を動かす編

16.人を楽しませる

すぐ行動する人は、人を楽しませることが好きなエンターテイナーです。
とにかく人が喜ぶことに対して常にアンテナを張っています。

一方で、すぐ行動できない人は、正論を振りかざします。
正論は正しいことではありますが、人間は感情の生き物であってロボットではありません。

彼らの共通点は、人の話に真剣に耳を傾けるということです。
そして、正論を押し付けるのではなく、相手視点でアンテナを張り、上手に人を巻き込み動かします。

人を楽しませることは、話を聞くことから始まるのかもしれません。
みなさんも誰かを楽しませるような"一日一楽"を試してみてはいかがですか?

17.選択肢を3つ用意する

例えば、アポを取るとき、みなさんは日程調整をどのようにしていますか?
すぐ行動する人は、漠然としたお願いはせず、3日間の選択肢で相手に問いかけます。
つまり、選択肢を絞って提案することで、アポ取りに成功する確率はとても高くなるということなのです。

すぐ行動できない人は、"いつが空いてますか?"というように漠然とした質問を相手に問いかけます。
すると、相手は無数の選択肢を与えられ、アクションを起こしにくくなってしまうのです。
だからと言って、選択肢を2つ以下に絞ってしまうと、相手は自由を奪われたと感じて抵抗感を持ってしまいます。

つまり、相手ときちんとアポを取りたければ、自由選択式での質問を相手に投げるのではなく、3つくらいに選択肢を絞ってから相手に問いかけることで、相手のアクションを喚起し、巻き込むことができるのです。

18.質問で前向きになる

古今東西の成功者はもちろん、すぐ行動する人は、いい質問は人を動かし、悪い質問は行動力を奪ってしまうことを知っています

質問とは脳へのスイッチです。
質問を変えることで意識の焦点の当て方が変わります
質問は感情に影響を与えるので、ネガティブな面に焦点を当てた質問を繰り返せば、気分は落ち込むばかりですが、ポジティブな質問を繰り返せば、感情プラスに向き、脳が活性化するのです。

すぐ行動できない人は、いつもネガティブな質問を繰り返して、自分を責めてしまいます。そして、他人に対してもネガティブな質問をしてしまう傾向にありますので、相手の心をつかむことが難しくなってしまうのです。

いい質問とは、自分にできることは何かということだけに、意識を向けた質問のことです
すぐ行動する人は、他人に対しても、いい質問を投げかけます。
前向きいい質問によって相手の心にスイッチを入れ、物事をスムーズに進ませます。

19.ライバルを応援する

みなさんにはライバルはいますか?
ライバルが出現したとき、歓迎するか、蹴落とそうとするか、の2つにわかれるでしょう。

すぐ行動する人は、ライバルの存在を歓迎し、応援します。
ライバルを必要なものと考え、それによって"もっと自分を高めたい"というモチベーションに繋がると考えています。
一方、すぐ行動できない人は、ライバルを歓迎せず、蹴落とそうとし、ライバルの失敗を喜びます。

ニューヨーク大学の研究で、ライバルとの関係性が競争の中でも行動を決める大きな要因であることを示しています。
ライバルと良い関係を築き、お互いがお互いの心に火を付け合うことが私たちに良い行動を促します。
そして、この友好な関係がモチベーションに良い影響を与え、パフォーマンスの質が向上します。
ライバルを応援することで自分をもっと高めることができるのです。

20.期限を自分で決める

期限を守るということは、ビジネスやプライベートにおいて他人と信頼関係を維持するためには必要不可欠です。

すぐ行動する人は、指示や依頼を受けたとき、とにかく動き出しが早く、与えられた期限のままやるのではく、自分で期限を設定します
彼らが自分で期限を設定するのは、人に言われて動いている時間ではなく、自分の意思で動いている時間を増やせば、主体性を持てることを知っているからです。
つまり、"ちょっとタイトだな"と感じるくらいの期限設定によって、時間の強制力をうまく活用することで、瞬発力を高めることができます。

みなさんも経験があるのではないでしょうか?
私も、夏休みの宿題を夏休み終わりになって、時間に追われて一気に片付けていた覚えがあります。
時間が十分にあると勘違いしてしまうと、私たちの前に選択肢が増えます。
"やる?やらない?明日があるからまだ間に合う?"などと、決断する機会が増えることで迷いが生じ、行動力がかなり落ちてしまうのです。

計画とは計画通りに進まないものです。
早めに期限を設定することで、もしものことがあっても対処できます。
時間の強制力を活用しながら、的確な取り組みをしていきましょう。

21.教わり上手

みなさんは素直に人から学んでいますか?
誰からも学ぼうとしていますか?

すぐ行動する人は、人から学びます。人から素直に学びます。
好奇心に赴くまま、素直に"教えてください"ということができるのです。
彼らはアドバイスを受けたらすぐにそれを試します。
そして、そのフィードバックが返ってくるので、アドバイスした側からすれば、教えがいがあり、より助けたいと思えます。

一方で、すぐ行動できない人は、質問をするわりにはそれを試しません。
あるいは、試すとしても自己流を貫いてしまいます。
アドバイスする側としては、アドバイス通りにやらないから教えがいがないように思えませんか?
案の定、自分のやり方に固執してしまう人は、伸びません。

すぐ行動する人は、人からも好かれ、もっと教えてあげたくなる人です。
つまり、自分にないものを持っている人から素直に学ぶ心を持っておくことで、自分を磨く速度を早めることができるのです。

22.自分から挨拶をする

初対面の人に会ったとき、私たちはどのくらいのスピードで相手の印象を決めているか知っていますか?
一般に15秒程度と言われていますが、早い場合は3秒程度で印象を感じられる場合もあります。

第一印象で形が作られることを心理学で"初頭効果"と呼びます。
そして、自分から先に動く人はポジティブな印象を与えやすいのです。

すぐ行動する人は、初対面の人に対しても自分から進んでアクションを起こしていきます
一方で、すぐ行動できない人は、相手が話しかけてきてくれるのを待っています。
これは、相手に印象が残りづらいどころか、受け身な人という印象を与えてしまう可能性すらあるでしょう。

"返報性の原理"という言葉を、みなさんも一度は聞いたことがあるのでしょう。
人は何かをもらったり、何かをしてもらったら、お返しをしたくなる心理のことを言います。
これと同じで、自分から進んで自己開示することで、相手の警戒心が解かれて、相手の話を引き出しやすくなるのです。

初対面の人に対しても、自分から挨拶をしたり、相手の情報を知りたければ、自分から情報を伝えることで関係の構築をスムーズに進めることができます。
みなさんもまずは自分から挨拶することから始めてみてはいかがですか?

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