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中途半端な生きづらさを抱える方へ


具体的に説明が出来ないんだけど…日々が楽しいと思えない。
やる気も起きない。でもそんなんじゃ良くないと自分に言い聞かせてダメダメな自分を奮い立たせる。

何とか切り抜けるものの後から疲れがドッと来てしまう。

頑張れば何とかなるから、これは自分の怠け癖だろうと思い、怠けた自分と戦いながら日々過ごして仕事や学校に行っている。

でもいつかダメになる時が来るかもしれない、いや何とかなるかもしれない。

そんなことを考えつつ過ごしている方、多いと思います。

引きこもりになっていないけど
仕事が続かない、対人関係につまずく、頑張れば頑張るほど空回りする。
でも人に相談するほどでもないし、何を相談していいかもわからない。

このように色々ありながらも切り抜けられて生活が維持できてしまい、病院に行くこともなく自分ひとりで苦しみ(と思っていないかもしれません)を抱えている人ほど、中途半端な生きづらさがずっと続いているのではないかと思います。

表面上は、周りに合わせることができる。ということは、合わせた分だけ我慢して閉じ込めた自分も 同時にいるということです。

特に大人の方だと日々の忙しさに流されて、内面が疲れている自分を放置しがちになり、何が嫌だったのか何に困っていたのかも分からないまま心の疲れが蓄積していってしまいます。

自分自身の力で何とかできてしまうからこそ、その場の表面上では大きな問題となりませんが、溜まっていったモヤモヤ等は無くなることはありません。心の奥底に押し込まれ、何かの拍子にヒュッと顔を出してきます。(これがやっかい…)

蓄積が大きいとダムが決壊したかのようにいろんな感情があふれ出してくることも。
それが鬱だったり、逆に他人を攻撃したくなるようなことだったり、その時々で違いますが自分でもコントロール出来ないほどになってしまいます。

ですからスルーしてしまいがちなちょっとした困りごと(出来事)ほど、粗末にせずに丁寧に解きほぐしていった方がいいのです。
積み重なると、元がどこからだったのか理由の分からない生きづらさになっていってしまいます。


自分ではボヤけているモヤモヤの悩み等のヒントは、ちょっとした雑談から見つかったりもするんです。
モヤモヤしていることは会話の中に無意識で漏れ出てきますから、自分の発言を意識してみるのもいいと思います。

自分が囚われている事を言葉にしている自分を知れば、自分の悩みは見えてきますが、そうなることで余計に気持ちが萎えることも。

でも悩みを逃して困っていない状態から、苦しんでいる自分に気づいて困った状態になってみることが、実は抜け出せる道の第一歩なんです。
苦しいからこそ、そこから抜け出したいと自分に向き合えるのです。

つらい状態の時は、いくつかの悩みが複雑に絡みあいながら膨れ上がることってありがちですが、それらをひとつひとつ分けて解きほぐしていくことで本来の悩みがシンプルになってあらわれてきます。

大げさに思わなくても時間が経てば何とかなってるから、自分が我慢すればいいんだ、もっと大変な人はいっぱいいる、なーんて思うことありません。生きづらさは人によって違います。人と比較しなくても全然良いんです。


なんとかなりながらも中途半端な生きづらさがある人ほど、無理をせず自分を粗末にしないようなケアが大切です。

自分はだいじょうぶ!と思ってしまうことが状況を悪くすることもあります。踏み出そうとしている自分も大切にしながら、心身の状態も見れるようになると生きづらさも減ってくることと思います。











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