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【心理カウンセラーのさり #02】片耳難聴はあなたの一部に過ぎない。

こんにちは。小野寺です。

このnoteは片耳が聞こえない15才、
中学三年生の君へ贈るメッセージです。

心理カウンセラーさりさんの
続きをどうぞ!(前回はこちら


■仕事はどうやって選んだの?


――― これまでどんなお仕事をされてきましたか。


最初の仕事はグラフィックデザイナーです。

中三のときに美術の先生が
私が作ったポスターを褒めて
くださったのがきっかけです。

そのあと広告代理店の営業や
編集ディレクター、企画制作など、
いろいろな仕事を経験して、

いまは心理カウンセラーを
しております。


――― 職業選択をする上で、片耳難聴であることは影響しましたか。


私はそう思っていません。

片耳が聴こえないからこういう仕事をする、
逆にこういう仕事はできない、という風に

直接的に結びつけて
考えたことはありませんね。

もちろん、片耳が聴こえませんから、
特定の状況では不便なことが出てきます。

目でも耳でもなんでも、二つあるのには
それなりの理由がありますから、

その片方を失っているなかで
不自由はあります。

ただ、その捉え方は自分で
決められますから、

私としては片耳難聴が職業選びを
左右するものではありませんでした。


■どうしたら片耳難聴が気にならなくなる?


――― 片耳難聴で人生が変わったわけではないのですね。


私がいつも思うようにしているのは、
片耳難聴って私を構成する要素の
一つに過ぎないじゃないですか。

たとえばいま、だれか友だちを
思い浮かべて欲しいんですけど、

その人の特徴をいくつか
あげてみてください。

足が速いとか遅いとか、
歌が上手いとか下手とか、
英語が得意とか不得意とか、

いろいろと要素が浮かびますよね。

片耳難聴っていうのは、それと同じで
要素のたった一つに過ぎないんです。

それだけで生きてるわけでは
ないはずなんですよね。

私が仕事でカウンセリングをするときも、
ある一つの悩みが人生のすべてに
なっている方がいらっしゃいますが、

その状態から脱することが
人生を豊かにすると思います。


――― どうすれば良いのでしょうか。


自分自身を構成する
要素を増やしましょう。

たとえば、あなたを説明する要素が

・サッカーが上手い
・英語が得意
・片耳難聴

の三つだったとき、片耳難聴が
全体の三分の一を
占めちゃうじゃないですか。

それだと割合として大きすぎるので、
分母の数を増やすんです。

仮にあと3つ要素を増やせたら、
片耳難聴が全体の六分の一まで減らせますよね。

そうなれば、片耳難聴について
だいぶ気にならなくなります。

なんの要素を増やすかはあなた次第ですが、
自分が好きなことを思い返して、

それを要素にしていけたら
良いのではと思います。


(続きは明日公開!お楽しみに!)


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