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滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう

読むのを止められず一気読み。

「一ヶ月後、小惑星が地球に衝突します。」

17歳のパシリでいじめられっ子の江那友樹〜暴力男の目力信士〜友樹の母〜歌姫のLoco〜友樹の想い人で美人の藤森さん、それぞれに視点を移しながら書かれた小惑星衝突直前までの一ヶ月。

SFの小説のようなとても異常な設定だけど全然SFじゃない。あくまで現在が背景で、起こり得る出来事や思い・考えが繋がりながら、「大切なもの」を感じさせてもらった。

スピード感があり、後味の良い本でした。面白かった。



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