注意欠如・多動性障害(ADHD)
前置き
著者は薬学や医学に精通しているわけではないので参考程度でお願いします!
現在まだ執筆中です!(2022/07/18現在)
薬詳細、認知療法、栄養療法、対策、2次障害、等追加予定です!
発達障害は基本併発するものなのでASD、LDの特性も軽く書いています。
不注意優勢タイプ、多動、衝動優勢タイプが主に言われています。
著者は両方優勢ですが。
個人的な考えでは不注意がドーパミン障害、多動と衝動がノルアドレナリン気質なものかと考えています。
ADHDにおいて神経伝達物質のドーパミン、ノルアドレナリンが不足、またはバランスが悪い事あるといわれています。
最近ではヒスタミンH3受容体(ノルアドレナリン、グルタミン酸、ヒスタミン)も関連があるとされ研究も進められています。
下記は主な神経伝達物質ですがこれらは相互に作用しあい増減をしています。
また各受容体も相互に作用しあいます。
発達障害、精神障害において研究が難しい理由がわかりますね。。。
神経伝達物質(参考)
・アミノ酸系(グルタミン酸、γ-アミノ酪酸、アスパラギン酸、グリシンなど)
・ペプチド類(バソプレシン、ソマトスタチン、ニューロテンシンなど)
・モノアミン類(ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、アセチルコリン、ヒスタミン)
主な特性
過集中
集中しすぎて周りに気づかない。
体力の限界まで集中しすぎてしまう。
ケガをしやすい
特定の事に異常に詳しい
不注意、短期記憶が苦手(ワーキングメモリ)
何かをやっているときに話しかけられたり着信音等が聞こえると集中が途切れる(過集中状態を除く)
熟練してからでないと応用をできない。(完璧に覚えた事の応用は可能)
電話が苦手(名前を忘れる、伝え忘れる、前の話をわすれる)
メモするのが苦手(話に集中するかメモするかしかできない)
次の予定が入っていると何もできない
家事が苦手(ルーチンワークが苦手)
長文が苦手(前の事象がわからなくなる)
話を聞くのが苦手(上の空感)
忘れ物が多い
覚えた事に関しては得意
衝動的
お金遣いが荒い
思いついた言葉を言ってしまう
しゃべり続けてしまう
思いついた行動をとってしまう
思い切った判断ができるので経営者やフリーランスの人が多い(なお未診断が多い)
待つのが苦手
無意識に貧乏ゆすりや顔や体を触ったりの動作が多い
面倒な事の後回し
優先順位がつけられない
依存症
アルコール依存症
ギャンブル依存
ゲーム依存
インターネット依存(一般の4倍以上といわれています)
薬物依存
他者依存
睡眠障害
昼夜逆転生活になることが多く自律神経が乱れる
ナルコプレシー(居眠り病)と遺伝的関係があるとされる
面倒な事をしていると睡魔に襲われる
親子トラブル(一般家庭の3倍はあるといわれていますね)
人の役に立ちたいと思う事が多い(こちらは研究段階ですが体感そういう方が多いですね)
他障害と併発が多い
ASD
LD
うつ
チック
トゥレット症候群
薬物療法
現在日本の認可にあるADHD薬は神経伝達物質であるドーパミン、ノルアドレナリンに作用する薬です。
・コンサータ(メチルフェニデート)中枢神経系の刺激薬→ドーパミン
高容量の場合MAO阻害薬のような動作をすることもある。
・リスデキサンフェタミン(ビバンセ)中枢神経系の刺激薬→ドーパミン、ノルアドレナリン ※こちら大人の認証無し
・ストラテラ(アトモキセチン)中枢神経系の非刺激薬→ノルアドレナリン
・グアンファシン(インチュニブ)中枢神経系の刺激薬→ノルアドレナリン
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