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不動産デベロッパー出身の私がWebサービス「chotto(ちょっと)」を開発するために起業した話

私は偶発的な会話をオンライン上で生み出す「chotto(ちょっと)」というWebサービスをつくっています。
私が「chotto」をつくる理由を書いていきます。

chottoをつくる理由①

高校時代〜就職

一つ目の理由は私が高校時代からの話になります。
大阪にあるなんばパークスの屋上庭園を訪れた際、
その場所にいることでとても心地よく自分らしくいられる気持ちになりました。
なんばという都会の中、突如現れる庭園に心踊らされたことを今でも覚えてます。
そんな気持ちの良い場所を作りたいと思い、建築学科に進み不動産デベロッパーに就職するキャリアを歩みました。

なんばパークス

一貫して生産性高く気持ちよく働ける環境をつくってきた

新卒で入社した不動産デベロッパーでは、
オフィスビルの開発運営、オフィスビル食堂のコワーキングスペースへのリニューアル、地方創生型ワーケーション事業の立ち上げ、インキュベーション施設の企画運営、エリアマネジメント業務を行ってきました。
ここでは、一貫して生産性高く気持ちよく働ける環境、横の繋がりが生まれる空間をつくってきました

地方創生型ワーケーション施設

オフィスいる?

そこで最終的に辿り着いたのは、「オフィスいる?」ということでした。
なぜなら、生産性高く気持ちよく働ける環境を提供するソリューションは必ずしも不動産だけではないということに気づいたからです。
その背景として、リモートワークが既に普及しており、ZOOMやSlackでは毎日コミュニケーションをとることができます。
ただ、唯一オフィスでしか得られない得られないことは廊下でばったり出会った際の会話や会議後自席に戻るまでのカジュアルな会話です。

カジュアルな会話

必要なのはオフィスではなくインフォーマルコミュニケーション

このようなカジュアルな会話はリモートワークによって失われてしまいました。
現代社会のリモートワークにおいて、生産性高く気持ちよく働くにおいて足りていない要素はインフォーマルコミュニケションです。
一貫して生産性高く気持ちよく働ける環境を場所という解決方法で提供し続けたから見えてきたことであり、私がchottoをつくる1つ目の理由です。

chottoをつくる理由②

先輩に相談しまくることで乗り越えた燻り時代

2つ目の理由は、私が新卒で入社した際、自分自身の働き方について燻っていたことがありました。その際、席が前の先輩や飲み会で知り合った先輩などに相談しまくってました
そこで自分はどのような働き方をしたいか、この会社で何を実現したいかが少しずつ分かるようになっていきました。
そこで、時間と場所に縛られる社会を変えたいと思い、地方創生型のワーケーション事業を社内のビジネスコンテストにて立案することにしました。その際も社内の連携できそうな方や頼りになる同僚に相談することで事業化することができました。

社内の先輩や同僚に相談しまくっていた

偶発的な出会いを必然的に得られる世界をつくる

これらの経験から自分の働き方に燻っていた際や仕事を推進・連携する際に偶然知り合っていた社員に相談することで自分に合った働き方が見つかり、会社で実現したいことを達成することができました。
この偶発的な出会いを必然的に提供することで、より多くの人が早期に自分に合った働き方を見つけられ、業務推進連携を推進することができる。つまり、成長に繋がる人との出会いをリコメンドすることで人類の成長スピードを加速させることができると信じていることがchottoをつくる2つ目の理由です。
セレンディピティの可能性を肌で感じている私がセレンディピティを科学していきます

さいごに

偶発的な会話をオンライン上で生み出す「chotto」を私が開発すべき理由は、一貫して生産性高く気持ちよく働ける環境をつくってきた経験と
偶発的な会話が私自身の働き方の構築と業務推進連携を加速させた経験
があるからです。
是非、色々な方に「chotto」を使っていただけると嬉しいです!

次回のnoteではこれまで述べてきた、インフォーマルコミュニケーションとは何なのか、必要なのか、どのような効果をもたらすのかについて述べていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!