丸山百景ーケイタマルヤマ遊覧会ー(ラフォーレ原宿開催)に行ってきました
こんにちは!
イラストレーターのRonです🌺
久しぶりに最高の展示が見れました。
ケイタマルヤマさん(ファッションデザイナー)のブランド30周年記念展示会です。
表参道・原宿と2会場で違う展示が開催されており、
私は「コスチューム」がテーマの原宿会場を選びました。
体調があまり優れない中行ったのですが、
会場内に入って、一瞬で元気になりました。
縫い目の細部まで凝視したり、コレクションの動画を見たり、
ブランドの歴史に想いを馳せたり、
そもそもたくさん歩き回ったり、
身体や脳を酷使したはずなのに、
見に行く前より確実に体力が回復したのは、なぜでしょう・・・
特に圧巻だったのは、
展示の目玉の一つである、
DREAMS COME TRUEの衣装たち・・・
残念ながら、ドリカムさんの衣装に限っては撮影禁止だったので
この興奮を伝えきることができず大変残念です・・・
ですが、デザイン画(しかも原画!!!)
は撮影OKでした。
このデザイン画エリアと、
衣装を着たマネキンのエリアを永遠に往復してニヤニヤしていた不審者は私です。
吉田美和さんがなんでも似合っちゃう人なのか?
吉田美和さんにバッチリハマる衣装しか作ってないのか?
途中、わからなくなりました。
それほどまでに、
とにかく衣装の要素が「ドリカム」の世界観を大きく作っている気がしました。
↑本展示とは別のものですが、公式に映っている動画を発見!
絶対見てください〜〜〜デザイン画だけじゃ伝わらないこの興奮。
ちょっとカントリー(PINK HOUSEみを感じる)で、
ファニーで、
舞台衣装のような豪華さもあり、
そして90sを象徴しているような、
本当に素敵な衣装たち。
高画質のカメラではなく、
フィルムカメラのような画質で映った方が、
デザインが引き立つような衣装たちだと思います。
セピアやモノクロ写真ではダメなんですが、
ギリフルカラーの世界が似合うというか、
懐かしさのある低画質が似合うというか。
この時代に大人だった人たちが心底羨ましいです。
(90年生まれの私は当然のように当時バブバブしていたわけであります)
あと20年早く生まれていれば、
90年代には上京して、
パッチワークたくさんのワンピースとキャスケットで竹下通りを歩いて、
喫茶店でメロンソーダ飲んで、
冬はセーラーズのでっかいワッペンついたスタジャン着たかったなあ。
いい時代だなあ。90s・・・・
話は戻って、
DREAMS COME TRUEだけでなく、
浜崎あゆみ、乃木坂、うたのプリンスさまなど、
多方面で衣装デザイナーとして活躍されている丸山敬太さん。
お花のデザインの衣装は、
プリント + 刺繍
の2通りでお花の表現がされていました。
ケイタマルヤマは手刺繍にこだわりがあるとのことでした。
生地からお花が飛び出してきたみたいで、可愛いです🌸
そしてそして、
ま〜〜〜素敵なこちらのドレスも見てくださいいいいいいい
衣装だけ見ても素敵なのに、
ビジュ優勝の人が袖を通したらもう、最高傑作ですね
話は変わりますがメインビジュアルのポスター↑を見て気づきました。
俳優、作家陣の名並びに、
なぜ衣装デザイナーの名前は挙げられないのか。
「友情出演」の文字列を詰めて衣装デザイナーの名前入れてもらっていいですか?
悲しい。
別の方の衣装ですが、こちらも目を引く一着でした👁🗨
丸山さんの描くデザイン画や文字を見て、
性格を予測する。
なんか、いい人な気がする。
控えめ系のいい人。日本人っぽい内向的な性格と野心を兼ね備えた人。
私は誰なの。
いや絶対いい人だな
物販ではポスターをお持ち帰りしました〜
ポスターを購入したら、素敵なショッパーに入れていただけたのですが、
丸山さんがなぜショッパーをこのデザインにしたのか、すごく興味深いです。
ケイタマルヤマのショッパーが、なぜこんなにシンプルなのか??
もっというと、なぜティファニーブルーにも近いような、この色を選んだのか。
何か意図があるはずです。
突撃取材したい。
メニューはたくさんあったのですが、
「マルヤマクレープ」を選びました。
パンダのお顔はアイスクリームと見せかけて、
マスカルポーネチーズクリーム🧀🐼
私は今、グラフィックデザイナーやイラストレーターとして活動させていただいていますが、
やっぱりファッションデザイナーに一生憧れてるんだと思います。
小学生の時からずっとずっと夢みていたファッションデザイナー👚
いっときは、
奇跡が起きてOEMのファッションデザイナーの職に就くことができました。
が、人生そううまくはいかず。
単刀直入にいうと非道なパワハラに耐えきれず、
4ヶ月でさよならしてしまったんですね。
もったいないことをしたと思います。
15年間待ち望み、やっと手に入れたチャンスをあきらめてしまったのですから。
だから、私にとって、ファッションデザイナーは一生の憧れです。
到底実力は違うと思いますが、
ファッションデザイナーとして成功し世界的な知名度を獲得している人には嫉妬してしまいます。
その嫉妬が、自分の心に火を点けているような気もします。
だからこれからも、
デザイナーのアーカイブ展には足繁く通い、
嫉妬を集めようと思います。
この時培った経験が、
今を生きる私の原動力です。