見出し画像

愛犬の事について書きたくなったので…。

おはようございます。
今日は僕の愛犬について書いてみようと思います。

先ずは、いま飼っている愛犬のご紹介。
1人目は名前がムッタ。2013年4月18日生まれのオスのパピヨンです。
もう1人は名前がヒビト。2023年3月5日生まれのオスのパピヨンです。
そう、ヒビトは昨日が1歳のお誕生日でした🎂

この子達との暮らしを書く前に、今回は僕と犬との出会いについて少し触れておきたいと思います。

僕が物心ついた頃にはもう既に我が家には犬がいました。はっきり覚えていないのですが、確か犬種はペキニーズで、名前はマコだったと記憶しています。
マコは生まれつき体が弱くて、いつも動物病院にお世話になっている子でした。病気の内容までは覚えていませんし、僕も幼稚園児だったくらいですから難しい事は分かりませんでしたが、すぐに死んでしまったという事は悲しい記憶としてしっかり覚えています。

次に犬を飼ったのは、僕が小学校に上がって間もない頃で、秋田犬のリキ♂という可愛い子でした。
この子の事はハッキリと覚えています。
生後少ししてから我が家の子になったリキは、みるみる大きくなり、小さな僕は彼の背中に乗れるほどでした。

基本的にリキの面倒は兄(僕より六つ年上)が担当していたので、僕は散歩に行く時もただ付いて歩くくらいでリードは持たせてもらえませんでした。秋田犬ですので、彼はとてもチカラが強くてリードをぐいぐい弾きながら歩くので、小さい僕には無理だったんです。

それでも、僕が小学校高学年になると、兄は高校生で生徒会や友達関係も忙しくなり、徐々に彼の面倒を僕が中心に見るようになっていました。毎日小学校から帰ると彼を散歩に連れて行くのが日課でした。僕は友達が多い方ではなかったので、僕にとってリキは良い遊び相手でした。

その頃の我が家は、父が経営している会社(芸能プロダクション)が順調で金銭的に割と裕福でした。ですから、僕は基本小遣いに困るという事もありませんでした。オモチャも欲しいと言えばなんでも買ってもらえるような感覚でした。
そんな小学生のロン少年の懐事情は、側から見ればホントに羨ましく映ったに違いないです。
それは犬の散歩にも現れていました。

リキの散歩コースはいくつもありました。海までのコース。我が家は茅ヶ崎の海まで歩いて5分くらいの海辺だったので、よく砂浜を一緒に駆け回っていました。もうひとつは歩いて10分くらいの所にあった公園を経由するコース。ここでも決まった遊具に一緒に乗ったり、お水を飲ませたり、日が暮れるまで遊んだものでした。帰路にある近所の駄菓子屋さんには、決まっていつも寄って帰りました。ここで先ほど書いたロン少年の懐事情が関係してきます。なんと、リキに毎日オヤツのパンを買って食べさせていたのです。クリームパン、ジャムパン、あんぱん、メロンパンなど。僕も同じものを買って食べたんですが、彼の食べるスピードが早過ぎていつも僕の分まであげるハメになったのも今となっては良い思い出です。僕の同級生や近所の子供達は、その"買い食い"を見て、「犬に菓子パンを買って食べさせるなんて、なんて贅沢なんだ!」と言って驚いていました。というか、たぶんかなり呆れられていたと思います。母も兄も僕がそんな事をしているとはまったく知らなかったと思います。そんな買い食い効果もあってか、彼はすっかり僕の親友になっていました。毎日、彼と過ごす時間は本当に大切だったし楽しかった。彼はとても気性の穏やかな子でしたから、人や他の犬に吠える事もありませんでした。そんな性格の良い子なのでご近所さんからもとても可愛がられていたのを覚えています。

それから僕は中学生になりました。部活動はブラスバンド部に所属してトランペットを吹いていました。トランペットは小学校4年生の頃に習い始めました。ピアノも習っていましたが、僕にはトランペットの方が相性が良かったと思います。部活動は放課後毎日、当時は土曜日も授業がありましたから、土曜日は午前中授業の後、かなりの時間を割いてトランペットの練習をしていました。

それからはだんだんとリキとのお散歩する時間が削られていくようになりました。夕方に必ず行っていたお散歩は朝と夜になり、次第に夜だけになっていました。夜になると駄菓子屋も開いていませんし、浜辺には行かれません。公園も真っ暗でした。日曜日も部活の遠征などがあり、なかなかリキと遊ぶ時間が割けなくなっていました。
この時の僕は、トランペットが上手くなりたいという気持ちが一番で、とにかく常にトランペットを吹いていましたし、吹けない夜や場所ではマウスピースを肌身離さず持って口に当ててブーブーと吹いていました。
そして、その"事件"は何の前触れもなく突然訪れました。中学校生活も一年が過ぎようかという三学期の終わりでした。その時、リキは7歳になっていました。
春休みに入る前に知らされたのですが、僕は4月から隣町に引っ越すことになったのです。

この続きは明日また書こうと思います。

それでは今日も素敵な日になりますように🙏
ふぁいと✌️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?