お母ちゃんのTESOL日記|英語を教える時も学ぶ時も「不安ゼロ」
TESOL Course1・Week4のポイント
● 言語学者・教育学者Stephen Krashenの第二言語習得にまつわる理論によると、英語も含めて、どの言語も「learn(学習)」ではなく「acquire(習得)」して初めて使えるようになる。この「習得」には、今の自分のレベルで理解できる内容のインプット(Comprehensible Input)が脳の言語習得装置に届かなければならないけれど、その時に、不安・恥ずかしい・間違いたくない・難しすぎる、といった感情(affective filter)があると、浸透の邪魔をするとのこと。
● 言語の習得を邪魔するAffective Filterは:
・間違いを直され続けたり
・意思に反してやらせられていたり
・孤独な学習になってしまっていたり
・恥ずかしい思いをしたり
・難しすぎたり、、、といった感情。
こういったAffective Filterが低ければ低いほど、自信とモチベーションを保つことができ、言語を習得しやすい。生徒がよりよく英語を吸収できるように、できる限りAffective Filterを排除することも英語指導者の役割である。
● TESOLから話がずれますが、Steven Krashen教授の言語習得理論はとても腑に落ちる内容で、わたくしファンです。こちらの講義はTESOLには登場しませんが、外国語習得の研究に興味があり、15分程英語でも大丈夫でしたら、オススメです。80年代のビデオなのですが、話がわかりやすくて面白い:
● 今週の宿題のお題は、「Do you think that you should control the language that a learner is exposed to? Why or why not?」(生徒が触れる英語の内容を、先生はコントロールすべきか?)。これについて意見を述べよ。お母ちゃんは「教室では「理解できる内容+1」で学習を進めるけれども、それだけではなく、生徒の興味の赴くまま、教室の外でもじゃんじゃん英語に触れちゃって〜。教室でも先生と一緒に、英語実践アイディアをどんどん出し合おう👍」と書きました。
以上!
おまけの一枚:時には子供と一緒に型抜きクッキーで、焼き終わってからアイシング♡
お母ちゃんのTESOL日記、時系列でどうぞ:
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