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ローマvsアタランタ リヴァプールvsウェストハム レアルマドリードvsレアルソシエダ

セリエA ローマvsアタランタ

アタランタ、4-2-3-1。ローマ、5-3-2。アタランタは、ボールに近い人から積極的に捕まえに行き、高い位置からプレスをかける。トップ、左右のサイドハーフが3バックへプレス、サイドバックは、ウイングバックまで出ていく。大きく縦、横へとスライドし圧縮する。ビルドアップでは、サイドバックが高い位置を撮る。その時後ろは、3枚になることが多い。横スライドする。押し込んだ後半では、両サイドバックが高い位置をとり、ボランチが後ろから組み立てた。サポート距離が近く、繋いで繋いでゴールを目指したが、多くのチャンスは作れず。ローマのディフェンスラインの前でボールを回すだけになってしまった。
対するローマは、ザニオーロが起点となり、カウンター局面ではザニオーロ、エイブラハムが裏へ飛び出す。守備から良い攻撃を生み出すのはムヒタリアン。彼は前線の2人を活かすには欠かせない。ローマは前線2人でシュートまで行く、得点も奪った。守備では、5-3-2のセット。アタランタが2トップの脇から侵入しようとする時、左サイドは、インサイドハーフのペッレグリーニが出ていく。右サイドは、ザニオーロが戻って、5-4-1。戻ってない時はインサイドハーフが出ていく。ローマは、得点してから守って守ってカウンターの繰り返し。上手く逃げ切った形。

プレミアリーグ リヴァプールvsウェストハム

1-0。点差以上の差があった。ウェストハムは,4-4-2。4-4-1-1。アンカーを消しながら2トップで2センターバックへプレス。押し込まれる展開が多かったため,ペナルティエリア前にセット。待ち構えた守備。奪ったら,リヴァプールのハイラインの裏をアントニオ,フォルナルス,ブラシッチなどの攻撃陣が狙う。チャンスも作ったが決めきれず。リヴァプールはアリソン,ディフェンスライン個人の対応で耐えた。
リヴァプールは,ナビケイタが降りてきてビルドアップを助ける。ロバートソンは高い位置。ヘンダーソンはケイタより高い位置をとる。アーノルドはサラーより内の後ろに立ち,ビルドアップ,右足のロングボールで打開する。サラーは基本張る。ヘンダーソンは中盤だが,外に流れることが多い。この試合,光ったのはトップに入ったマネだ。マネは降りて来て縦パスをバンバン受けて,攻撃の起点となった。得点も奪った。ルイスディアスも良かった。中に入って,良く攻撃に絡んだ。縦パスを受けて起点にもなれた。マネのワントップ起用は新たなオプションとなりそうだ。

ラリーガ レアルマドリードvsレアルソシエダ

パリ戦を前に,最高の勝利。圧倒したのはやはりレアルマドリード。序盤,レアルソシエダは,キーパーを含めたビルドアップでマドリーのプレスを誘い出し,それを裏返す配球を見せ,チャンスも作り得点も奪った。守備では,4-4-2のコンパクトな陣形を形成し,チャンスを作らせなかった。前半30分以降からは押し込まれ続けた。レアルマドリードは,相手陣内で4局面回し続け,モドリッチ,カマヴィンガのスーパーゴールで逆転。その後もチャンスを作らせず,圧倒した。カマヴィンガは,攻守の切り替えが早く,相手のカウンターの芽を摘む場面が見られた。また,カルバハルが内側に入るビルドアップが見られたが,パリ戦でクロース,モドリッチが消された時,ポイントとなり得る。他にも,カルバハルへの対角のロングボールが多かった。実際に得点にも繋がった。パリ相手に逆転できるのか,期待したい。

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