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トライアスロンに熱中していた僕が今、コロナに負けない企業創出に取り組んでいる理由

1.トライアスロンを知ったのは偶然

note_20200419_画像2_トライアスロン

もう40年ちかく前になるでしょうか。会計士を目指して、受験勉強に専念している時期がありました。当時は受験専門学校に通っていて、連日学校が締まるギリギリの時間まで粘って勉強していました。

ある日、いつものように夜遅い時間にアパートに戻って、テレビを付けた時に、海外の珍しいスポーツを紹介する番組をやっていました。そこで採り上げられていたのがトライアスロンだったのです。

その起源はそれほど古いものではありません。
1977年、ハワイで、アメリカ海軍の軍人達が宴会の席上、「マラソン・遠泳・サイクルロードレースのどれが最も過酷か」と議論、比較できず、「この際まとめてやってみよう」と、翌1978年、同地でアイアンマン・トライアスロンが行われました。

note_20200419_画像3_トライアスロン

これがきっかけとなり、この時のレース距離スイム 3.8km・バイク180km・ラン42.195kmと制限時間17時間でのレースが、アイアンマン世界選手権(Ironman World Championship)へと発展し、現在、世界各地でハワイ本戦出場をかけた予選が開催されています。いわゆる、ロングディスタンスです。

ロングディスタンス以外にも、主にミドルディスタンス(スイム2.5km・バイク80km・ラン20km)とショートディスタンス(スイム1.5km・バイク40km・ラン10km)があります。
オリンピックディスタンスと言われているのは、このショートディスタンスです。

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トライアスロンに挑戦するには、なにかとお金も必要だということも分かりました。なので、僕は会計士に合格して、給料を貰えるようになったら、思う存分トライアスロンに打ち込んでみようと心に決めました。

その海外の珍しいスポーツの紹介番組を観ながら、そんな事を考えて、新たなモチベーションを心に刻み、会計士の受験勉強により一層気合いを入れて取り組みました。

少し時間は掛かりましたが、会計士試験にも合格し、予定通り、トライアスロンのトレーニングを開始しました。(仕事ももちろん、頑張りました(笑))

2.トライアスロン中心の生活のスタート

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いよいよ待ちに待ったトライアスロン中心の生活が始まりました。平日は100%会計士、土日祝日は100%トライアスリートです。毎朝出勤前に多摩川沿いを10キロのランニング、週3回のスイミングスクール、土日は3種目すべてのトレーニング、を繰り返し積み重ねました。

もちろん、大会にも数多く出場しました。ショート、ミドル、ロングすべてのディスタンスに挑戦しました。丸6年間は本気で取り組みました。

思い出深いメジャーな大会は、宮古島、佐渡ヶ島、皆生でしょうか。サロマ湖100キロマラソンも3度完走しました。フルマラソンも10年連続完走しました。

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丸6年間、仕事以外の時間はすべてトライアスロンに注ぐという、会計士としては一風変わったな生活を送りました。

レベルは上の下でしたので、それほど目立つ結果は残せませんでした。僕がたった一つ誇れるとしたら、ただの一度もリタイアしなかったことでしょうか。すべてが厳しい持久レースでしたが、レース中にただの一度も「ダメだ、リタイアしようかな」なんて思いは1ミリも顔を覗かせたことはありませんでした。それだけは誇れると思っています。

ちなみに、平均完走率ですが、宮古島トライアスロンが80%前後、サロマ湖100キロマラソンが70%前後です。それほど過酷ではありませんよね。

いずれにしても、トライアスロンに熱中していた6年間で培ったことが、今の仕事の伏線にもなっているような気がします。それを次にお伝えします。

3.トライアスロン人生で培った特質

note_20200419_画像6_健康体

トライアスロンに仕事以外のエネルギーをすべて注いできたとはいえ、僕の場合、あくまでアマチュアでした。トレーナーが付いているわけではなく、自己流でトレーニングや食事管理してきただけです。

なので、体脂肪率一ケタ台なんてこともありませんでした。ベンチプレス100キロ上げるなんてできませんでした。プロテインを欠かさず摂取するなんてストイックな生活習慣もありませんでした。

ただ、自分で認識できていることは、大病をしたことがないことでしょうか。大病どころか、風邪くらいしかありません。その風邪だって引いたとしても2~3年に1回あるかないか位です。大怪我ももちろんありません。ちなみに、歯医者にもこの50年間行ったことがありません。

note_20200419_画像7_名馬

「無事これ名馬」という諺があるくらいですから、僕は身体の頑健さには恵まれているのかも知れません。こればっかりは、両親に感謝です。

いずれにしても、トライアスロン人生を通して、「頑健な肉体と精神」の大切さを身を持って知りました。

さて、そのトライアスロン人生での学びが、今の仕事にどう繋がっているのか、次に書かせてもらいます。

4.コロナのような環境激変にも動じない企業を1社でも増やしたい

note_20200419_画像9_荒れた海

僕は今、会計士として事業計画に特化した財務コンサルティングをやらせていただいてます。

「資金ショートとは無縁の盤石な財務基盤を持った会社」、
「経営者が次の後継者に笑顔で胸を張ってバトンを渡せるような会社」、

そんな会社が一社でも多く世の中に増えるために活動しています。

さて、僕がトライアスロンで学び、今の仕事のベースになっていることは、

頑健さ、
屈強さ、

耐久力、
諦めないこと、

です。

これらは、企業をサポートする僕自身ももちろんですが、サポートさせていただくクライアントにも目指していただく要素です。

つまり、荒波にも耐えうる強靭な持続可能性を兼ね備えていくということです。

note_20200419_画像10_ラグビー

今回の新型コロナショックは、今まで遭遇したことのない、誰もが先を読めない外部環境の激変です。国も、様々な支援策を打ち出しています。ここではその是非については、敢えて触れません。

大事なのは、コロナのような環境激変にも動じない企業を目指すということです。

そのためには、次のような状況を作り上げることが必要です。

①3カ月~半年先の売上予測が、立てられるようになること
②3カ月~半年先の資金繰り予測が、立てられるようになること
③急激な景気変動に、冷静に対応できるようになること

これらは目指す状況であって、そこに辿り着くための手法は無数にあります。100社あれば、100通りの手法があります。

いずれにしても、経営者の皆さんには、一日でも早く着手していただきたい経営課題です。




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