佐野和宏「ジェラシー」
ラピュタ阿佐ヶ谷で、佐野和宏「ジェラシー」 (成人映画公開題「若妻 しとやかな卑猥」)
脚本家を目指す青年(佐野和宏)は最愛の恋人(岸加奈子)と別れた。そして5年後、彼女は親子ほど歳の離れた不能の男(吉沢健)の妻になっていた。8mmビデオで美しい回想シーン多用にセンチメンタルな劇伴、岸加奈子を超絶に可愛く撮ったロマンチック過ぎる恋愛譚の大傑作。
佐野和宏は監督・脚本・主演の三役を一人でこなす。この作品は、佐野本人の極私的エロスの色彩が濃い映画で、主人公の設定は「映画が大好