コロナ、小池都知事や安倍首相は大丈夫?【権力の心理学】
保証に非積極的で、国民の生活を助けなかったり、上級国民や既得権益を優遇したり、なぜかみんなが困っているこのタイミングで強行採決を取ろうとするなど...
現政権で本当に大丈夫?と感じている方は多いと思います。
現在、3期連続で当選し、戦後最長の政権となった安倍晋三総理。
そして、2連続当選を果たした小池百合子都知事。
そしてコロナ恐慌により日本人のみんなが社会、そして「人生」を考えるようになった今。
また小池都知事で大丈夫?とか安倍首相で大丈夫?とか、現政権は国民のことを本当に考えているのか?.. などと考える人も多いでしょう。
政治の世界の話は、ろまのふの専門分野ではないので、今回は、科学の観点から考えてみたいと思います。
権力と共感能力の相関関係
心理学をはじめとする社会科学の世界では、
『人間は地位が上がれば上がるほど共感能力が下がっていく』
ということが、カリフォルニア大学を始めとする数々の研究などでわかっています。
ここでいう「共感能力」とは、わかりやすくいうと。。
「他の人の意見を聞き入れたり、他者を思いやる気持ちのこと」
つまりいうところ、
『どんな人間でも、偉くなればなるほど他人の気持ちがわからなくなっていってしまうよー』
ということです。
理由は多々ありますが、ここで一つを上げると
権力が上がっていくと周りにイエスマン(自分の地位を上げるために権力者に媚を売る人)が増えていくので、必然的に人の感情を読み取ったり合わせたりする機会が無くなっていくからです。
だから当然、人を思いやる気持ちも無くなっていきます..。
それは歴史を見てもわかる通りのこと。
長い期間、強い権力を持った権力者たちは、必ずと言っていいほど、暴走して残酷な事をしたり、腐敗して敵対者に足元をすくわれたりという結果になっていますよね。
イギリスの哲学者ジョン・アクトン氏の
「絶対的な権力は絶対的に腐敗する」
と言う有名な言葉がありますが、心理学を始めとする数々の研究を見ると、それは間違っていないようです。
なので、あなたがもし、自分の周りにイエスマンが増えてきたな..と思ったのなら、周りの意見を積極的に取り入れるなどして、悪い方向に進んでないか気をつける必要があるでしょう。
そして、あなたの周りの人や同僚、上司などで、急激に地位が上がった人がいたなら、共感能力が欠如している可能性があるので、少し注意が必要でしょう。
未来は「常に」国民が決めている
近年、選挙投票率が著しく低下し、無投票を掲げる人が増えてきているのが、社会問題になっています。
実は、「無投票(放置)」を選ぶということは、イコールで既存の権力に従っているのと同じことになってしまいます。
政治の世界でも、長い間同じ政治家に「権力」を持たせ続けると、暴走して大変なことになってしまうかも知れません。
都知事選は終わってしまいましたが、これからの「日本」がどうなるのか?
未来はどうなっていくのか?
それは、日本が民主国家である以上、有権者である「私たち」の手に委ねられています。
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