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きゅうり

夏の野菜と言えば、きゅうりかなと思う。大きく切って、海苔を巻いて、醤油をつけて食べる。これは、村上春樹作『ノルウェイの森』に出てきた食べ方で、食べ始めると、ひとりで2,3本は食べてしまえる。このように新鮮なきゅうりは手をかけずとも、そのままで充分おいしい。けれどきゅうりは火を入れるとまたおいしいのだ。

ということで、「きゅうりのペペロンチーノ」を紹介したい。

材料

[2,3人分]
 きゅうり 2本
 豚ミンチ 150〜200g
 にんにく 1片(もっと多くてもいい)
 しょうが にんにくと同じくらいの量
 鷹の爪  小さじ1〜2
 白ワイン 大さじ1
 塩    小さじ1/2弱
 こしょう お好みで
 オリーブオイル 大さじ1〜2

作り方
①にんにくとしょうがはみじん切りに。
②きゅうりは縦半分に切りスプーンなどで種の部分を取る。1cm幅の斜め切りにして、塩小さじ1/4(分量外)をまぶしておく。

種の部分は食べちゃおう

③フライパンにオリーブオイルを熱して弱火で香りが立つまで炒める。鷹の爪も炒める。

いい香りがしてくる

④強火にして豚ミンチを入れほぐしながら炒める。肉の色が変わってきたら白ワインと塩を入れる。

肉に味をつける

⑤塩をまぶしておいたきゅうりをギュッとしぼって、炒め合わせる。

ざっと炒め合わせるだけ

皿に盛り付けてできあがり。お好みでこしょうを。

できあがり

今回はたまたま豚ミンチがあったから使ったけど、豚バラ薄切りで作ったときのほうがおいしかった気もする。肉を入れずにきゅうりだけでもおいしい。白ワインじゃなくて日本酒でもいいし、塩でなく醤油で味付けしてもいい。きゅうりの切り方も自由でいい。ただひとつこれだけはゆずれないというところは、「きゅうりの種を取る」これだけ。水分が出ずに炒められるので。

お酒にもごはんにも合う。

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