見出し画像

自作デザインの年賀状を振り返る

2023年、あけましておめでとうございます!

2000年に出版社を辞め、フリーランスになってからは毎年、自分でデザインした年賀状を印刷して各所に発送していたのですが、もうここ数年は紙の年賀状ではなく、デジタル(WEB)年賀状に移行してしまいました。

時代的にも、LINEやメール、SNSでの挨拶が主流になってきた、というのが大きな理由です。

元旦に郵便受けを確認し、「誰から年賀状が来ているかな?」という福袋のようなワクワク感は、紙の年賀状ならではの楽しさですが、デジタル年賀状には、住所を知らないSNS上のフォロワーなど、より多くの方に届けることができる、という利点もあります。

ちなみに、2016年からデジタル年賀状に移行したのですが、過去データを整理するためにも、ここで、まとめて振り返ってみたいと思います。


◆2016年の年賀状 <干支・申(さる)>

毎年、デジタル年賀状の作成には、Photoshopとillustratorを使用しています。

とはいえ、ちょっとした画像加工や、簡単なデザインしかできないので、基本は、"なにかしらの写真"に"加工したフォント"を乗せる、というパターンが主流。

2016年のときは、「新年っぽさ」を出すべく、上野のアメ横で撮影した酢だこの写真に、初日の出っぽいロゴを乗せたデザインにしました。

あらためていま見ると、中学生が勢いで作ったっぽい作風で、正直ワケがわかりません(笑)。


◆2017年の年賀状 <干支・酉(とり)>

個人的に、食べ物を使ったコントって大好きなんです。

ドリフターズの定番、"スイカの早食い"や"牛乳の一気飲み"、はたまたダチョウ倶楽部の"熱々おでん"、キャシー塚本(松本人志)の"料理講師"ネタなど。

ご時世的に「食べ物を粗末にして!」と怒られそうですが、好きなものは好きだし、個人的にはめちゃくちゃ面白いとむかしから思っています。

で、2017年も、2016年同様に「食べ物の写真を使おう」とひらめいて作成したのがこちらのデザイン。

干支が酉(とり)なので、フライドチキンの写真を使ってみたのですが、いま思うと、もう少し捻りようがあったかなー、とも感じます。


◆2018年の年賀状 <干支・戌(いぬ)>

街を歩いていて、なんか面白そうなものは、写真に撮っておくことが多いのですが、これもそのひとつ。

公園かどこに掲示されていた看板なのですが、イラストが妙に味があったので撮っておいたんですよね。

人と犬のイラストはそのままに、空いている場所に文字を入れて年賀状にしてみました。

ちなみに、ボクの干支は、戌(いぬ)です! ワンワン!


◆2019年の年賀状 <干支・亥(い)>

干支とも関係ないし、新年っぽくもない。なんで2019年はこのデザインにしたんだろ? と、いま振り返るとちょっとコワい(笑)。

ATARIの『ミサイルコマンド』というゲームのパッケージの文字部分をただ変えただけなんですが、「ATARI」と「AHAPPY」の文字面もそんなに似てるわけでもないし、なんでこれを作ったか、ほんと謎。

しかも、新年そうそうミサイル発射の絵柄って縁起が悪い……。

あ! というか、2023年(今年)の元旦に北朝鮮が日本海に弾道ミサイルを発射してるじゃん! ということは予知年賀状だったってこと?(笑)


◆2020年の年賀状 <干支・子(ね)>

「2020年の年賀状は干支に絡んだものにしよう」と、写真フォルダをあさっていたら、クマのぬいぐるみがクルマに乗っている写真が出てきたので、ネズミっぽく、丸い耳をつけただけ。

ちょっと「和」っぽくしたかったので、あえて「迎春」という文字にしてみました。

やっつけ仕事感アリ!


◆2021年の年賀状 <干支・丑(うし)>

これはけっこう力作ですよ。

丑(うし)で、いろいろとネタを考えていたら、パッと思い付いたのが"キャトルミューティレーション"。

そして、UFOといえば『スペースインベーダー』だろう、ということで、ドット絵にしてみました。

静止画だとちょっとわかりにくかったのでGIFアニメに。

また、できるだけシンプルにしたいな、と思い、挨拶などは入れずに年号だけにしてみました。

個人的には気に入ってます。


◆2022年の年賀状 <干支・寅(とら)>

この年賀状も個人的に気に入っているデザインのひとつ。

寅(とら)を表現するために思い付いたのが、いわゆる黄色と黒色の"警告色"。

そこで、安全保安用品などを取り扱うネットショップ、"モノタロウ"を検索して見つけたフロアマットの写真を加工してみました。

個人的には、このくらい情報を削ぎ落しつつも、シャレの効いたデザインが好みです。


◆2023年の年賀状 <干支・卯(う)>

というわけで、今年(2023年)の年賀状はどうしようかな? と思いつつ、最終的にこのようなデザインになりました。

干支が、卯(う)なので、ウサギを使ったデザインにしたかったので、"ウサギ×キャラクター"で思い付くものをかたっぱしから挙げて(ミッフィーちゃんとか、マイメロディとか、バックスバニーとかNOVAうさぎとか)、そのなかから、あまり他の人がネタに使わないであろうニッチなキャラを選んでみました。

当初は、左上にいるマイナンバーカードのウサギをメインにしようと思っていたのですが、なんかパンチが弱いので、前年末に西〇屋さんまで行って、こっそりと看板を撮影し、そちらのウサギをメインに持ってきました。

西〇屋さんから、怒られませんように!(笑)

というわけで、2023年もよろしくお願いいたします!


※もしも、当記事・エッセイが気に入りましたら、下部にある「スキ」ボタンを押す、もしくは「気に入ったらサポート」のボタンからご支援(投げ銭)をいただければ、今後の執筆のモチベーションアップにも繋がります。なにとぞ、よろしくお願いいたします!


100円からサポートできます。いただいたサポートは、今後の記事制作の活動費などに活用させていただきます! なにとぞよろしくお願いいたします!