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あなたが「"老いヴァージン"を捨てる日」は?

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\アポなしで突然訪れる"あれ"との付き合いかた/

ここ数週間、右肩だけがずっと痛いのだ。左肩はなんでもない。

右腕を上げると、肩に「ピキピキ!」という電気が流れるような痛みを感じる。

五十肩、もしくは悪霊が取り憑いているかのどちらかだと思うのだが、いまのところ真夜中に「恐怖新聞」が投げ込まれた形跡もないので、たぶん前者だ。

そんな私(わたくし)は、年齢的にはすでに"初老の入口"……デーモン閣下風に言うなれば、齢(よわい)、10万53歳である。

53歳といえば、江戸時代~明治時代であれば、確実に「おじいちゃん」である。ポリデントのCMよろしく、「おじいちゃんのお口、臭~い!」と鼻をつままれていてもおかしくない。

しかも、一説によれば、 生物としての人間の寿命(自然寿命)は約38年だそうだ。

そう考えると、『北斗の拳』的には「お前はもう死んでいる」ということになる。

そんななか、最近よく考えるのは、"老いと付き合いかた"だ。

人間は必ず"老い"ていくわけだが、人生一度きりということもあり、誰しもが"老い"は初体験なのである。

五十肩しかり、老眼しかり、体力や記憶力の衰えしかり、"老い"の症状は、年齢を重ねるごとにじわりじわりと進行しつつ、ときにガクンと急に訪れるのである。

やつら"老い"には、「アポなしで、突然訪れるのは非常識!」という世間のマナーは通用しないのだ。

ちなみにボクが、"老いヴァージン"を捨てたのは、40代後半。老眼がきっかけだ。

最初は、「ちょっとぼやけることが多いな、疲れ目かなあ」と思っていたのだけど、そのうち、だんだんと近くのものにピントが合わないようになり、最近ではメガネを外さないと(裸眼にならないと)、本が読めないようになってしまった。

とくに外出先などでスマホを見るときは、いちいちメガネを外したり掛けたりするのが面倒なので、だいぶまえにレンズ部分がフリップアップする(跳ね上げ式)眼鏡に変えたほどだ。

ボストンクラブのTAYLOR(テイラー)という眼鏡を愛用。

さしずめ現在の"老い"の症状といえば、五十肩や老眼くらいだが、さらに年齢を重ねるごとに、さらに身体にガタが出始めてくるのは確実である。

若いころは、"老い"のことなんて、まったく考えたこともなかったのだけど、この年になって、迫りくる"老い"に少し恐怖すら感じている。

とはいえ、個人的には"老い"に対して"足掻く(あがく)"のではく、上手に"付き合って"(共存して?)いきたいと思っている。

たとえば、先ほど話したとおり、あえて眼鏡を変えてオシャレを楽しんだり、また髪を染めずに白髪(しらが)を活かすようにしたりなど……(最終的には坂本教授みたいな白髪(はくはつ)になりたい!)。

「歳を取ることを楽しむ」というか、「無理に老いに抵抗しない」という考え方である。

正直、さまざまな老化現象による戸惑いもあるけれど、こればかりは避けて通れない道。そんななか、なんとなく、ぼんやりと、前向きに、終活を考えたりもするお年頃になりました!

「自分には関係ないないなあ」と思っているそこのあなた! いつか、あなたにも"老いヴァージン"を捨てる日がやってくるのです!

©藤子(A)・シンエイ・中央公論新社

※タイトル画像(イラスト)はAIによる自動生成によるもの。


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