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不定期更新【ローリング内沢の】エッセイ・コラムいろいろ

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ローリング内沢が書き下したエッセイ・コラムなどをまとめました。当マガジンを気に入りましたら各記事の下部にある「気に入ったらサポート」のボタンからご支援(投げ銭)をいただければ執筆…
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#ゲーム

'90年代の情報番組『ゲームカタログII』を振り返る

\当時っていろいろなゲーム番組があったよね!/ 『ゲームカタログII』は、1994年10月8日~1998年3月25日まで、テレビ朝日で放送されていたゲーム情報番組だ。 当時の『ファミコン通信』(現・『週刊ファミ通』)が監修をしており、コメンテーターやレポーターとして多くの編集者たちが出演。かくいうボクもほぼレギュラーとして参加させていただいていた。 ちなみに、YouTubeやInternet Archiveなどに『ゲームカタログII』の映像がアップされているのを目にする

音声配信(ラジオ番組)をはじめました!

\まったりと続けていければ!/ 「2024年、なにか新しいことにチャレンジしたいなー」と思いまして、stand.fm(スタンド エフエム)をはじめてみました! stand.fmとは、気軽に音声配信ができるプラットフォームでして、ひらたく言えば個人配信ができるラジオです。 そこで、「ローリング内沢のゲームを256倍楽しむ方法」という番組をスタートさせました(タイトルは、エモやんの「プロ野球を10倍楽しく見る方法」をもじってます!) ボクが好きなゲーム、音楽、サブカルチャ

侵略し続け約半世紀! 『スペースインベーダー』45周年おめでとう!

\ぜんぜん関係ないけど『Mr.Boo!インベーダー作戦』もおすすめ!/ "この味がいいね、と君が言ったから7月6日はサラダ記念日"……なのは、すでにみなさんご承知とおりだが、"侵略し続け約半世紀、6月16日は『スペースインベーダー』の日"なのは、ご存じだろうか? そう、1978年6月16日に発表された『スペースインベーダー』(タイトー)は、2023年6月16日に生誕45周年を迎えた。 そんな記念すべき45周年を彩る取り組みのひとつとして、現在、「スペースインベーダー45

良いことばかり言う人は、あまり信用できない

\「何事もバランスって大事だよね」というお話/ わたくし、ゲームライターという職業柄、発売まえのゲームをプレイすることも多いのですが、取引先(メーカーやメディア)に「口外してもいいよ」、「ぜひ宣伝してください~」などと言われない限り、発売まえのゲームの感想や詳細などを話さないようにしています。 むろん当たりまえですけど、許可も取らずにネット上でつぶやくなんてことはもってのほか! じつは、かなりまえの話ですが、とある仕事でプレイしていたゲームの感想(批判)を、タイトルは伏

初めて買ってもらった家庭用ゲーム機【テレビベーダー】

😎週1回の更新でエッセイ・雑記をお届けしています。 記事は無料で読めますが、もし気に入りましたら、記事最下部👇にある「気に入ったらサポート」からご支援(投げ銭という名の原稿料!)をいただければ、今後の執筆のモチベーションアップにも繋がります! なにとぞ、よろしくお願いいたします!😊 \はじめて触れた&買ってもらった家庭用ゲーム/ ボクが、初めて家庭用ゲーム機(というか携帯型ゲーム機)に触れたのは、ゲーム&ウオッチ(1980年・任天堂)の『ボール』だ。 小学校4~5年

2000年のWEBマガジン『mixer』【4】「カソウ」

2000年に友だちが『mixer』というWEBマガジンを趣味で立ち上げまして、そこに寄稿させていただいた原稿が発掘されました。 その原稿を小分けにして公開しています(今回で4回目となります)。 また、最後に、いま過去の自分の原稿を読んでみた感想も付け加えておきましたので、あわせてお楽しみください! 『mixer』の詳細は1回目を参照のこと。これまでの原稿は下記をクリック mixerからのお題:「カソウ」 タイトル:「欽ちゃんの「仮想」大賞」 「はい13番、アサガオ

写真で振り返る20年まえのE3【世界最大級のゲーム見本市】

"E3 2023"の開催中止が発表されたと思いきや、その年(2023年)の12月13日、E3が完全終了することが発表された(下の画像)。 E3とは、"Electronic Entertainment Expo(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)"の略称で、アメリカ・ロサンゼルスで毎年開催されている世界最大級のゲーム見本市のこと。 そもそもE3は、流通向けの見本市ということもあり、入場できるのは小売や卸売をはじめ、製造や開発、そして報道といったゲーム業界関係

あなたにとっての「ゲームとは?」を教えてください

ゲームライターという職業がら、ゲーム好きな著名人(アイドルや芸人など)にインタビューをすることも多いのだけど、そこで決まり文句のようによく使うのが、「あなたにとってゲームとはどのような存在ですか?(あなたにとってゲームとは何ですか?)」という質問。 ありきたりな質問ではあるけれど、その答えからインタビュイーがゲームとどう付き合っているのか"その人なりのゲーム観"を知ることができるし、さらにそこを起点に話を広げたり掘り下げたりすることもでできるので重宝している。 先日も、マ

「過去の自分を信じる」というライフハック--【仕事の質を上げるためにしていること】

2000年に、勤めていた会社(ゲーム雑誌の編集部)を卒業し、フリーランスのライター/編集者となって23年。 これまで一度も転職したことはなく、ありがたいことにこの仕事1本で続けさせていただいている。 長年こうやって、自分の好きな仕事を続けられるのはとても恵まれていることだと思うし、同時に、過去にお仕事等で関わらせていただいた方々には本当に感謝している。もちろん現在お仕事させていただいている方々にも同じ気持ちだ。 多かれ少なかれ自分なりに、物事を長く続けるための"心構え"

曖昧になるゲームと映画の境界線! それぞれはどう進化する?

先日、友だちに勧められて、映画『エブエブ』こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を鑑賞した(しかも「ぜひ観て!」とnoteのサポート経由でおごってもらって。ありがとう)! マンガ『ドラゴンボール』のセリフよろしく、感嘆符の数の多さで映画の感想を表すのであれば……「めちゃくちゃ面白かった!!!!!!!」のひと言である。 まさに、アカデミー賞総なめなのもうなずける! これから鑑賞する人のためにネタバレは避けるけれど、設定や脚本、そして展開や映像演出など、

ゲームは「着て」なんぼ【ゲームTシャツの変遷を探る】

Tシャツといえば、ラーメン屋の店員は、なぜ黒いTシャツを着て、頭にタオルを巻き、腕組みをしているのか? その謎は、宇宙が誕生してからすべての事象や感情が記録されているというアカシックレコードにも記されておらず、真相はフリーメーソン幹部であっても、家庭教師のふくろう博士であっても、ましてやレイトン教授であっても、知る余地がない。 なので、今回は"ゲームTシャツ"の話をしたい! \ゲームTシャツは、単なる"ぬののふく"ではない!/ ここ近年、街なかでゲームTシャツを着てい

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ゲームを本当にやってるなと思わせるコメント集【芸能人向け】

\「ゲームをしていた」は芸能人にとって万能な言葉!?/ 先日、インターネットの"ヤホー"(ナイツ口調で!)を見ていたら、こんなニュースがあった。 <【Yahooニュース】熱愛報道が出た芸能人の多くが「ゲームをしていた」と説明する理由(NEWSポストセブン)> ようは、熱愛を報じられた(一夜を過ごした)芸能人のリアクションとして、「(一緒に)ゲームをしていた」というコメントはとても上手である、ということだった。 記事によると、 たしかに、"何もなかった"としても、「『

【ゲームのアクセシビリティ】は誰のためのもの?

"アクセシビリティ"という言葉をご存じでしょうか。 "アクセシビリティ"とは、情報やサービスなどに対する"アクセスの容易さ"を差す言葉。 テレビゲームの分野においては、あらゆるプレイヤーが円滑に作品を楽しむことができるような"利用しやすさ"、"便利さ"、"近づきやすさ"を意味しています。 たとえば、視覚の不自由さをサポートする"色調補正"機能や、聴覚を支援する"字幕"のオン/オフなどがそれ。 ほかにも、ボタンの割り当てを変えられる機能や、音声読み上げ機能、カーソル速度

ハマりすぎて"ぶっとびカード"を実際に味わった話【桃太郎電鉄】

1990年代。ボクがまだ週刊ファミ通編集部に在籍していたころ。 仕事が終わっても家に帰りはせず、夜な夜な編集部で同僚や先輩たちといっしょにゲームを遊ぶことも多かった。 PCゲームの『ダンジョンマスター(日本語版)』(1990年)や、『Diablo(ディアブロ)』(1996年)が発売されたときは完全にハマってしまい、家に帰らず編集部に寝泊まりしていたほどだ。 会社にゲーム好きな人がたくさんいたこともあって、コンシューマーやPCゲーム問わず面白いゲームの情報がいち早く入って