子供と美術館へ行ってみる。パート1 【1歳〜5歳(乳児〜幼児)】
子供と一緒に美術館へ行ってみよう
私が趣味&夏涼しい利点もあって我が家は長男が1歳代から夏は美術館へ行くことが多かった。
行きたいけど、子供連れってどうなの?と思っている方へ参考になるといいなと思って体験したことやおすすめを残したいと思いnoteに残す。
【1歳〜5歳(乳児〜幼児)・おススメジャンル・美術館】
現代美術系の展示がオススメ。理由は後述します。
【具体的な美術館名(関東近郊)】
東京都現代美術館
・広い、人少ない(展示によるが)、エレベーター、トイレ、オムツ台わかりやすい、ベビーカー貸出してる、ロッカー大きめ有り、カフェもキッズフレンドリーメニュー有り
千葉市美術館
作りかけラボなど、体験型の公開制作をしていることも。作品に参加できたり、毎度子供達も楽しんでました。美術館図書室も入りやすい位置、仕組み。託児日もあったりするので要チェック。
府中市美術館
夏休み期間中など子供向けに企画した展示もあり、ワークシートなどが面白いです。
下は次男が6歳の時に見に行った展示の府中市美術館のワークシート。
(さいとう…て…)
どちらの美術館も子供に対して1人の鑑賞者として迎えてくれる姿勢があり、入場前に注意事項などは優しく、でもしっかり話してくれました。
【子供と楽しむコツ】
乳幼児期は基本手をつないで一緒に見れたらベター。
急に走り出したり、を防げるので。
理解できるかはわからないけれど、入場前にこれからしーっとする場所に入るのだよ、ということを伝えていた。親がヒソヒソ声で静かに話すと、なにか秘密めいたもの、特別なものを見てる気分にもなって意外とおとなしく密やかに見てくれたりした思い出があります。
なんていうか公共の場所と態度・振る舞いの転換の良い勉強を子供と楽しみながらできた気がしている。
【なぜ現代美術がおすすめか】
さて、現代美術と聞くだけで「よくわからないし…」と敬遠してしまう人もいるかと思いますが、そもそもよくわからなくて良い、と考える。
その場にあるものを子供と一緒に見て「なんだろうねーこれ?」と一緒に感じることが楽しいと思う。
歴史的背景を知らなくても、展示解説がついていたりその場で知ることができるのであまり構えなくて良いと思う。まず子供と同じ視点でなんだこれ?を楽しむには親も先入観を持ちにくい現代美術に触れるのがオススメ。
前項目で「シーっとしよう、と伝える」と書きましたが現代美術の展示だと多少会話が生まれる事は容認されている様に思います。会話が生まれることは悪いことではないよね、という意見も。そこも、幼児を連れていくのに心理的ハードルが低かったです。
昨今、赤ちゃん連れもよく見かけますしかわいい泣き声も聞きます。気にしない鑑賞者もいる中で、やはり監視業務をしている方の話によるとクレームも一定数ある、と。
建物の構造上必要以上に声が響く、というのもあるかもしれません。退避エリアがあればそちらへ。再入場可という展示も場合によりあるので係の方へ相談してみるのも手かもしれません。後は夫婦でバトンタッチ作戦など。
【その他注意点】
作家さんや作品、企画展テーマによっては非常に強いメッセージや表現をしている場合もあるのでそこは事前に展覧会のテーマ内容をチェックしてから。刺激が強くて落ち込む作品も私はあるので。(ただ社会問題を考える切っ掛けにはなるので見ないほうが良いわけではないです)表現的に強いものは展示室前に係員さんが居てくれることもあるので注意事項は聞いたほうが◎。後は、親御さんがこれ今、見せないほうがよい?というフィルターになることが大事かと思います。然るべき時が来たら見ればよいわけで。
体験型の展示や子供も楽しめるテーマーの企画展に行く場合はそのへんあまり気を使わなくても大丈夫なので、その辺りからチャレンジがおすすめです。
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