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【ひゃくさい、百彩】柚木沙弥郎 life・LIFE展 KYOTO京都伊勢丹 美術館 EKI


女子美術大学の教授も学長も務めたことのある現在100歳の柚木沙弥郎氏。
女子美が染色、工芸の分野で発展をしたのも頷ける。相模原の展覧会を見逃してしまったので京都旅行の際に見ることができて良かった。

圧巻の布たち
カボチャかな。
あー、とりがら、素敵



昨年から続く、民芸への流れで見るとそれはそれは生き証人というか、その交友関係、歴史に圧倒されるが作品はどれも親しみやすく、やはり人の日常に入ってくる良さこそ民芸の原点との理解が深いからなのだろう。


1969年のポスターに思えない今っぽさ。



齢100歳を迎えてもなお制作を続ける姿。
そのイキイキとした様子。
それだけで、もういい。それで良いのだ。


パリでyeh
アルファベットをモチーフに



この直前に27歳で急逝した方の展示を建仁寺で見ていたので尚更。
生きる事、生き続ける事、乗り越える事
生かされている事。考えてしまった。

でものびのびと丸っと染められた大幅の布地たちを見ていると、静かに心に宿るものを感じられたのだ。

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