ワインを飾る。
お世話になっております、北海道・岩見沢の「宝水ワイナリー」。
長い冬の雪解けを待って、5月連休で多くのお客さまが来られる前に間に合わせて、素敵な空間を新たに彩ってまいりました。
ワインを飾る。
ありそうで、あまりない試みかと思います。
昨年から少しずつ着手し始めた取り組みではありましたが、この度どんと拡充して展開させていただけることになりました。
ワインボトルのフォルムはそれだけで美しく、造られるワインたちにはそれぞれストーリーがある。
それをビジュアルで表現し、お客さまにワインについてのイメージを描いてもらいやすくする。
実務的に説明するとそんな感じになりますが。
最寄りに交通機関はなく、車で行くしか手段のないようなところにあるワイナリーまで遠路はるばるお越しいただけるからには、「来てよかった」と思ってもらえるような、来ていただいたからこそ知れる魅力みたいなものを、ご用意したいと思ったわけです。
僕自身は長らくお付き合いさせていただいて、ワイナリーの魅力やワインのストーリーとかはわかっているし、ある程度説明もできるのだけれど、特に一見さん的なお客さまですとワインのシリーズがそれぞれどう違うのかとかも知らないのが普通です。
僕やスタッフさんが全てのお客さまに付きっきりで説明対応するわけにもいかないので、説明の代わりにそれがビジュアルで伝わってもらえるような仕掛けを用意したわけです。
作品を鑑賞する美術館や博物館のような雰囲気を出せたら、と思いました。
例えば「宝水ワイン」シリーズは、自社畑栽培のワイン用ではない「食用ぶどう」を余市等から仕入れて醸造した、軽やかでキャッチーなワイン。
女の子もぐいぐいいっちゃう、危険なシリーズですw
例えば同じ畑でとれた同じ品種のぶどうでも、それを「品種」の特性を活かすように醸造するか、「土地」のテロワールを引き出すように醸造するかによって、まとめられるシリーズが変わる。
そういうのを飲み比べるという楽しみ方もオススメです。
期間・数量限定で自社ショップでしか販売されない、出まわらないようなシリーズとかというのもあって、タイミング合わないと出会えないようなそれらを常時展示することによって知ってもらいたい、というのもねらいの一つだったりします。
と、近々ではこんな仕事をしておりました。
お薦めするのもなかなか難しいですが、もし現地に行かれることがあった際には、現物の展示を見ていただけましたら幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました*
最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。