見出し画像

09.設計図なしで、家建てる?

十数年前のことを回顧しながら記事を書く日々は、なかなか脳トレですね笑。ということで、前回記事で「ラジオ番組でイベントをやる」ってところまで来ましたので、その続きを書いていこうと思います。はたして需要あるのか怪しい記事内容ですが、自分整理のためにも書く!笑。よろしくお願いいたします。


当時、地方のコミュニティFMでイベント開催するとかってあまりやってなくて。聞けば、公開で収録とか生放送とかやってもお客さんは多くて20人くらい、放送以外のイベント事はあんまりやっても意味ないからやらないんだ、とのこと。
が、そんな中にあってこのイベントは100名を超える来場者を記録し、結果、局のイベントに対する風向きもちょっと変わった。気がする笑。
「地元の人はこういうの来ないよ」とか
「どうせ需要ないよ」とか
そういう声も聞こえてたけど、お客さんのせいにしたり、やる前から諦めたりの姿勢じゃ、そりゃあうまくいかないよ。…って、また気持ちの話になりそうなのでこの辺にして、具体的な話をしていくとします笑


「目的」に向き合う

今回のラジオ番組のイベントを「何のためにやるのか」って考えたときに、まずは「女性パーソナリティの卒業」っていうのが、一個大きなきっかけ(理由)なのは間違いない。でも、それはまだイベントの「目的」にはなっていない。

卒業だから、何なのか?
卒業ということで、何のために、何をする?

「卒業」という契機から、そこから深掘って軸を見つけ(目的)、そこに具体的な着地を肉付けしていく(内容)。ざっくりまとめると、現状からイベントを考えるにあたっての工程はそんな感じになると思います。

「内容」であるコンテンツを考えるのって楽しいし、表に出る部分だから早く着手したくなる気持ちって、すごくよくわかる。対して「目的」とかに向き合うのって地味だし、根気がいる暗い作業です笑。
巷を見ると、内容やコンテンツにばっかり偏って軸がブレちゃってるなぁ、ってイベントを目にすることがあります。申し訳ないけど結構な割合で。。「何のためにこのコンテンツ入れたんだろう」とか目についたり、最悪コンテンツ同士が喧嘩しちゃってたりして残念なことになってたり、そういうのってわかっちゃう。「これって、何のためのイベントなんだろう?」って。

「目的」を詰める工程って、すごく大事です。そこ蔑ろにしちゃ崩れちゃう。家を建てるための設計図みたいなものですね。


「気持ち」を深掘りする

…寄り道多くてごめんなさい、本題に戻ります。。。
今回のラジオ卒業イベントを、関わる人それぞれの気持ちで考えてみます。
DJつよしから彼女に向けては「楽しい番組にしてくれてありがとう。よい思い出になってくれたらいいな」。リスナーさんから彼女に向けては「楽しい時間を提供してくれてありがとう」。そして彼女からみんなに向けても「一緒に楽しんでくれて、ありがとう」。

全員に共通してるのは「楽しかった」「ありがとう」。これが本筋になる。
「よい思い出に」「提供してくれて」「一緒に」といった各々の気持ちは、後ほど組み立てていく上で要所のポイントになってくる。

では「何が」楽しかったから、ありがとうなのか。
さ、まだまだしつこく、とことんまで深掘りしていきます笑。

全員にとって楽しかったのはもちろん「番組」。
緩く駄弁るトークにリスナーさんが気軽に絡んできて、ただただほんわかするだけのやり取りっていう、在り方。空気感。何気ないだけんだけど、心地のいい時間。声のトーンや間とかも含め。
一言で形容するのは難しいんだけど、「そういう番組を過ごせて楽しかったよ、ありがとう」なんだろうと。


イベント目線に落とし込む

じゃあ、それを「イベント」に落とし込むことを考えていく。
わざわざ「イベント」にしてまで「ありがとう」をどうにかしたいと思ったからの「イベント」なはずなので、「イベントでこそできること」っていうのを紐づけていきます。「ありがとうを伝える」だけなら、放送でもできるわけだしね。

イベントって、目的はどうあれどんなものでも、それをすることで「印象に残る」「記憶に残る」っていうのがある。パーティとか運動会とか、覚えてたり振り返ったりするよね。プロモーションイベントとかって、まさにそういうためにやるんだし。


それを踏まえて見出した今回のイベントの「目的」は、「この番組のこの感じが楽しかったということを、より強く印象付けて思い出に残すため」というものでした。
以降、これに沿って「内容」を立てていくことになります。


…あー、ここまで至るのにすごい長かった。。。苦笑
いやぁ、脳内では流れに乗って考え進めるんですが、あらためて言語化して筋道立てて説明するのって、すごい大変だということがわかりました。。。noteやって勉強になります!

だんだん内容がビジネス書みたいになってきました。。。読むのも大変でごめんなさい!苦笑

読んでいただき、ありがとうございました!&大変お疲れ様でした!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!頑張って書き重ねていきますので、是非またお越しください。