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らかんノート

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謎に満ちた北条石仏についてのノート
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2019年1月の記事一覧

詩 どろん

詩 どろん

今年も頭にサザンカの花びらをのっけた羅漢に会った。

 どろん

蝋梅を見に
羅漢寺に行く
花はやや草臥れていたが
まだ蕾は残っていた
青軸の方はまだまだ固い

光に誘われたはずが
どんより曇って
羅漢たちももの静か
なかで一人
頭に山茶花の花びら載せて
どろん、のポーズ
羅漢は何に化けたいか

九年前(2013年)のどろんのポーズ。詩はその翌日書いたもの。
因みにこの人には詩集『春と石仏』の表紙

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羅漢寺 1月17日

羅漢寺 1月17日

阪神大震災から24年。羅漢寺を訪ねた。
この辺りも揺れたと聞くが、石仏たちに大した被害は無かったらしい。

サザンカが散り敷いている。サザンカは神戸の市の木。あの日にも咲いている花はあったであろう。

合掌羅漢を巡ってみた。素朴で、心許ない手の合わせ方。だからといって祈りは洩れないだろう。零れないだろう。かえってしなやかにも見える。
後ろの碑は三界万霊塔。慶長十五年の銘、「平等利益、飢※飽満」と彫

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正月羅漢

正月羅漢

午後から羅漢寺。光が差したり、翳ったり。光が当たると、やはり華やいで羅漢たちはうれしそうに見える。チュルチュルとメジロの声も降った。

正月らしく参拝者もぽつぽつ。昨日(元日)はもう少し人出があった由。若いカップルも老夫婦もいる。熟年女性の二人連れも熱心に見て回る。講釈をする青年講師と、それを聞く女学生というふうな二人もいた。

正月にこの烏帽子風を被った笑顔の人に会うと、懐かしく目出度い。ここの

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