留学日記63「where is my happiness」
日付:2024年1月11日(木)
位置:アメリカ カリフォルニア州(時差-17時間)
身分:留学生
天気:晴れ
登場人物
・緑茶ドラゴン:書いている主、21歳日本人男性
なんでなんだろう、こんなに気分が上がらないのは。短い期間の留学であれば、ある程度海外の人と仲良くなって、涙の別れみたいな流れができるかもしれない。だけどこうも長くいると、国ごとの根底にある価値観の違いみたいなものが見えてきてしまう。
そういうものに悩まされてるのかな、いや悩んでいるのは自分で、誰もわざわざ私のことを悩ませようとなんてしていない。
結局自分で、この心の奥底にへばりついてる、憂鬱みたいなものを少しづつとかしていかなければならない。
そんなに急がなくていい、焦りはさらなる後悔を生み、沈み込んでいくだけだ。深くに。
自分のペースで頑張らなくてはいけない。そっちの方が私らしい。そう信じるほかないのである。
信仰、感謝、尊敬、どれかが足りなくなってしまったら、自分が見えなくなる。他人本位と言われればそうなのかもだけど、他人がいるからこそ、自分が見えてくる。
本当に求めているものをいくら自分の心に聴いても、返ってくるのは幸福の2文字だけであった。その幸福はどうやら自分の中で自然発生するものではなく、今を生き抜いて、生き抜いていって、気づいたら手にしているものだと思うんだ。
そう、幸せは目の前にあるんだよね。それが見えなくなってる。今はただそれだけ。
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