服のせどりで初心者が失敗しやすい3つのケース（経験談）

副業をしてみようかなと思う人が思い浮かべやすいのがせどりです。せどりとは簡単にいえば安く仕入れて高く売ることで収益を得る手法になります。

特に簡単に始められる中で初心者に人気のジャンルが服のせどり。服は古着でも高く売れるものが多く、安く仕入れるルートも豊富ですから。

私も実際手を出してみましたが…なんと見事に失敗してしまいました。そこには思わぬ落とし穴があったんです。今回はこれから服のせどりをしようかなと思ってる人向けに失敗しやすい3つのケースをお伝えします。

成功するケースを教えろよ！と思うかもしれませんが、失敗するケースを抑える=成功が近づくと思ってくださいね。

服のせどりの大変な点

服のせどりは大きくプロセスを分けると仕入れ・クリーニング作業（省略可能）・出品用の写真撮影・商品登録・梱包・発送に分かれます。

これが例えばゲームのせどりだったらゲームソフトをそのままレターパックなどで送れるので楽ですが服のせどりはプロセスが多くて嫌になっちゃいますね。

クリーニング作業は場合によっては省略できますが、基本的には一度洗濯かクリーニングに出した方が良いです。その点も後ほどご説明しますね。

初心者が服のせどりを失敗してしまう3つのケース

仕入れ先を巡り失敗するケース

服のせどりをやろう！となった際、どこから服を仕入れますか？古着屋さんを巡ろうとするなら車が必要です。ガソリン代などの経費を考えると一度に大量の服を仕入れる必要があります。

服ってかなりかさばります。徒歩で例えばキャリーバッグを持って行ってそこに詰めてもらおうとしても10着~20着でいっぱいになることも。（服の素材にもよりますね）古着屋から仕入れるなら車がないと厳しいです。

じゃあネットで買えば良いじゃないかと思うかもしれませんが、ネットで買うと安い服でも送料がかかる場合があります。500円の服に300円の送料で800円になるとしたら売るときは2000円近くで売る手腕が必要になります。

私の場合はたまたまZOZOTOWNで古着100円セールがあり、100着送料なしで仕入れることができましたが、そういう機会を常にキャッチしていないとネットで買ってネットで売るのは大変です。

クリーニング面で失敗するケース

うまく服を仕入れられたとして面倒なのがクリーニングや洗濯です。仕入れたままそれをそのまま出品してしまう人もいるようですが、品質管理や写真撮影でどうしても一度袋から出さなければいけないですし、良い評価を得るためにできるだけクリーニングや洗濯はしなければなりません。

そもそもフリーマーケットで売る際はクリーニングしてあるものが条件になっていることも多いですしね。よってクリーニングに出すならクリーニング代も考えなければなりません。

初心者が失敗しやすいのはクリーニング代が思いの外かかり、元が取れずに破綻してしまうケースですね。

写真撮影で失敗するケース

仕入れた服をネットで売るためには写真を撮らなければいけませんが、いかに上手に、そして細かく写真を撮れるかで売り上げは大きく変わります。

撮影する部屋の環境を整えたり、トルソー（服を着せるマネキンのようなもの）を買ったり、一枚の服で4枚も5枚も写真を撮ることもあります。そのため時間がかかりますから大量に仕入れてすぐに売れるかと言ったらそうではありません。

失敗しないために写真を撮れる部屋や環境があるか、トルソーなどをおいておけるスペースがあるか、写真を複数枚撮り管理できるツールがあるかなど事前準備をしっかりする必要があります。

服のせどりは初心者が陥りがちな落とし穴がたくさん！

ここまで読んで頂くと単純に服を買って売るだけの話ではないことがわかるかと思います。1枚の服を仕入れて売るだけでも同じ工程が必要ですから、これを月に100着も200着も売るとなるとひとりでは大変です。

もしこれから副業として服のせどりを行おうかと考えている人は大変なことは多いぞと思って臨んでくださいね。

おまけ：1着100円で100着服を仕入れた話

上の方でも書きましたが、以前ZOZOTOWNで女性ものの古着を1着100円で100着仕入れた時がありました。仕入れ値が100円ですから利益を出すのは相当容易いと思ったので、可能な限りそこで大量買いをしたんですね。

ZOZOTOWNは古着の状態をランクで分けて検索できるのですが、S~Aランクに絞ってもかなりの数があったのを覚えています。ですがそこには思わぬ落とし穴があったのです。

なんと100着の中の70着~80着ほどが洗濯機で洗濯できないものばかり。手洗いかクリーニングが必須の服がたくさんありました。そのため利益率を上げるためにはひとつひとつ丁寧に洗うしかありませんでした…。

結局手間がかかりすぎたためクリーニングに出して利益率は落ちてしまいました。皆さんも安いからと言って飛びつくのではなく、できるだけ手順が少なく売れやすいものを選ぶように気をつけてくださいね。

では副業クリエイターろくろでした。また次の記事で会いましょう。