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意味のない挨拶

仕事では毎日欠かすことなくメールを書きます。
こちらからお客さんや取引先へ問い合わせをしたり連絡をしたり。
逆に問い合わせをくれた人に対しての回答や返信も書きます。
その数は大量で、メールをチェックするだけでもけっこうな数になりますね。

僕の場合、メールの半数くらいは海外の人ばかりなので、英文でメールを書きますが、残りの半数は日本語で書きます。
面白いのは、日本人の場合意味のない挨拶が多過ぎるなぁぁぁ
ということでしょうか。
まぁ、慣例行事なので事務的に書いてるだけではありますが。

海外のお客さんからのメールも、それに対する返信も、よほど何か特別な関係の人に対してでなければメールの書き出しはいつもこんな感じです。

=-=-=-=-=-=-= お客さんからの依頼

Hello XXXX (XXXXは僕の名前)

Can you send me a wiring diagram of the system?
I need it by tomorrow.

=-=-=-=-=-=-= お客さんへの返答

Hi David,

Sure, I will do so.
Please allow me to have a couple of days to prepare it.

挨拶文はありません。
これはごく普通に日常のメールです。
しばらく連絡を取り合ってなかったりするような人だと、

・ I believe you are doing well.
・I hope you and yor team are doing well.
・I hope this email finds you well.

こんな書き出しでメールを書くこともありますが、これが挨拶と言えば挨拶です。

さてさて、日本人とのメールだとどんな感じか?

「いつもお世話になります。」
「〇〇〇株式会社の XXXです。」

「平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございました。」
「〇〇〇株式会社の XXXでございます。」

大抵はこんな感じの書き出しで始まります。
中にはこういう定型文を省略していきなり本題で始まる人もいますが、かなり少ないですね。

この定型文的な挨拶、僕には意味のない無駄な文章に思えて仕方ありません。
意味があるとは思えないのです。
まぁ、日本人だからしょうがないよね~ と思いながら書いてますけど、こういう習慣は意味があるとは思えないのでなんとかならないかなぁと思っています。

ただ、海外からのメールって、依頼でも問い合わせでも本当に必要なことしか書かないので、付帯情報というか関連情報や物事の背景などの説明がされていない場合が多いので、
こちらとしては、依頼された内容についての疑問がけっこう沢山出てきたります。
結果、質疑が多くなってメールの回数が多くなるという面倒な面もあります。
日本人の場合、無駄な挨拶が多い割には、丁寧に細かく色々な情報を相手に渡すことが多いので、質疑でメールが往復する回数は比較的少なくて助かるという面もあります。

良いか悪いかはともかく、個人的には意味のない挨拶文、いらないんじゃないかなぁ・・・
と思っていたります。


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