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おつかいもできない酔っぱらい

私は毎日の晩酌を欠かさない。
当直をしている頃はその日が休肝日だった。月に2〜3日。
それがなくなった今では、休肝日なんかないに等しい。
冷蔵庫の中のビールがあったら、あっただけ飲んでしまう。だから冷蔵庫の中にはビールを少なめに置くようにしている。

すっかりアル中だな。

しかし冷蔵庫のビールがなくなると、ほろ酔いのアル中は物足りなくなり、結局近所のコンビニへ出掛ける。
少なく置いてる意味は皆無である。

まぁ、それは置いといて本題に入る




「ちょっとコンビニに行ってくるわ」

その言葉を待っていたかのように

「アイスが食べたい!
おやつほしい!」

3号ちゃんが反応する。1号ちゃんと2号くんも小さい頃は同じだったな。
ほろ酔いのアル中は気持ちが大きくなっているので

「よっしゃ!わかった!」

意気揚々と出掛ける。
鼻歌を歌いながら目的地(コンビニ)へ急ぐ。

店内の冷蔵庫の前で気分よく酒を物色する。
『今日はこれ飲んでみるかな』とか『何本買おうかな』とか
ルンルン気分で物色する。
しばらくしてレジへ進む。そしてそそくさと帰路に就く。

帰宅すると、父ではなくレジ袋に駆け寄る3号ちゃん。

「ビールしかない(怒)」

そう、買ってない!
家を出るまではしっかり覚えていたんだよ。いつ私の記憶から抹消されたのかわからないが、買い物籠にアイスを入れた覚えはない。

「す、すまん、忘れた」

3号ちゃんに睨まれ小さくなる私。

自分のメインの目的はそもそもお酒だけ。おやつはついでのおつかい。酔っぱらいは、その『ついで』がどっかに行ってしまう。


そんな出来事が続くと、

「アイス買ってきて〜

覚えてたらね」


というように、3号ちゃんの反応も変わってきた 笑
酔っぱらいの扱い方がわかってきた小学生。
大人になったら役に立つかな 笑


ポンコツ父さんですまん 汗





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