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【オンライン学習】同期型と非同期型を組み合わせる

先日、オンラインでの学習する方法には同期型と非同期型があるという記事を書きました。それぞれのメリット・デメリットについてまとめましたが、どちらが良い悪いではなく、良い面を活かしながら授業をつくっていくことが大事だと思います。今回は、同期型と非同期型の両方を活かすとはどういうことかについて書いていきます。

同期型と非同期型の両方を活かすとは、一回の授業で同期型と非同期型を組み合わせて行うということです。分かりやすくいうと、反転学習ともいえるでしょう。リアルタイムに話す必要が発生するところは同期型のオンラインで授業を行い、その他の一定量の情報や最低限の知識習得に関するものは、非同期型で個々に取り組んでもらうというものです。

◾️roku youでの取り組み

一回の授業で同期型と非同期型を組み合わせて行うということについてもう少し具体的に説明します。

例えば、roku youでは、研修の事前と事後に非同期型で取り組んでもらうことを徹底しています。

事前:動画/資料を読む、ワークシートの記入など
事後:文字上での振り返り/研修後実際にやってみてわからないこと、質問など

事前に課題やに動画や資料を観てきてもらう、ワークシートを書いてきてもらうことで説明や各自でもできることを行う時間を短縮し、限られた時間を相互作用の必要なグループワークなどに時間を充てることができます。また、事後にはslackなど文字上でコミュニケーションをとり、研修後に実践してわからないことなどを気軽に聞いてもらい、参加者みんなでコメントをし合うことにより研修後にも学び合うことのできる環境をつくっています。

(slackは、チーム内でのコミュニケーションをとることができるチャットサービスです。メンバーが一緒に動くスタイルをサポートするために設計されたソリューションで、対面しながらの作業と同じくらい効率的にオンラインで進めることができます。)

もっと詳しく知りたい方はこちら:

◾️ハイブリッドを授業で

学校の授業で同期型と非同期型を組み合わせるためにはどのようにしたらいいのでしょうか?

roku youのように事前と事後に非同期型で取り組んでもらうという方法意外にも、

朝:同期型

リアルタイムで話をしながら今日は何をやるのか計画を立てる。

昼:非同期型

コンテンツ学習は個々人で取り組んでもらう。

夕方:同期型

今日どうだった?質問はある?などというやり取りを行う。

という方法も考えられます。

同期型を用いてリアルタイムで話をする/個別最適化させた非同期型のものを使用する。用途に合わせて使用し、また、これらを組み合わせることでどちらか一方で行うよりも学びを深めることができます。

◾️まとめ

今回は、同期型と非同期型の両方を活かすとはどういうことかについて書きました。同期型は時間が限られてしまうため、一日の学びをオンラインで行おうとすると、いかに非同期型を織り込むかが重要になってきます。そのため、何が非同期型でできるのかを理解しておくことがポイントです。

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