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相場ダイジェスト/アキュセラ・インク(4589)/2016年4月~5月/3相イベドリ相場

●上昇要因
市場規模1兆円の加齢黄斑変性の治療薬「エミクススタト塩酸塩」の3相イベドリ
約2か月で時価総額は約1,030億→2,880億に上昇(約1,850億分アップ)
・3相失敗で下落

※参考 バイオ株の基本的なサイクル

●時価総額への影響
・動意前 時価総額 約1,030億 
   2016年4月6日終値2,778円×発行済株式総数37,389,967株
・MAX 時価総額 約2,880億
  2016年5月24日終値7,700円×発行済株式総数37,389,967株
・約2か月で時価総額は約1,850億分アップ

●相場の流れ
2016/4/7から株価が動意(前日終値2,778円)

2016/4/19  加齢黄斑変性治療薬候補「エミクススタト塩酸塩」の臨床第 2b/3 相試験、 最終被験者来院(LPLV)を完了
・トップラインデータを2016年6月に公表予定
・終値4,090円→高値7,700円(5/25)まで上昇
https://f.irbank.net/pdf/20160419/140120160419461453.pdf

2016/5/26  3相失敗
・これを受けて下落(※厳密には、IRが出る前日の5/25に、高値7,700円→5,790円と、不自然に急落していた)
https://f.irbank.net/pdf/20160419/140120160419461453.pdf


●類似相場
・サンバイオ 慢性期脳梗塞の治療薬(売上試算1兆円)の2相期待で時価総額は約6000億まで上昇

・リボミック 加齢黄斑変性の治療薬(市場規模4300億~1兆円)の2相期待で時価総額は約260億まで上昇

・キャンバス 収益規模900億のPLの2相期待で時価総額は約240億円まで上昇


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