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一人一役大改革記録 episode14    ついにTeacher vs Parents その後

こんにちは。いろいろあったTeacher vs Parents の話は今回で終わりです。
気になる方はぜひ読んでみてください。現場の雰囲気をリアルな感じで書いてます笑

①と②での話し合いは会長は仕事の都合で参加できていませんでした。

そこで、校長先生とPTA会長が会って意見交換をする場を作りました。
だって副会長って最終的な権限がないんだもーーーん。その日は、会長と私(副会長)とレクレーション委員の委員長さん(PTA歴長い)で校長室に乗り込み、校長先生と教頭先生が待ち構えていました。(どうしても戦いの場にしたい私)

まずは校長先生から、校長としての意見を言います。PTAの文書チェックに関すること、活動承認に関して校長の決定権がない事などを話しました。そしてついにラスボス登場です。(PTA会長です)
会長は柔らかく話し始めました。
「今回の話を聞いて、私たちが行ってきた改革は間違っていたのかなと自信を無くしました。保護者や家庭環境が多様化する中、可能な限りハードルを下げてPTAに関われる環境づくりをしてきたつもりですが、PTAという位置づけが校長先生とは意見が違うようです。校長先生は、大したことはない、とおっしゃいましたが、私たちにしてみればこれは根底から私たちの考えてきたPTAを作り替えなくてはいけない、と思います。そこまでの事だと認識はおありですか?」
柔らかい雰囲気ですんごい発言をぶっこむ会長。

校長先生、KO負けでした。その後は天井を見つめ一言も発さなくなってしまいました… 人間って本当に天井を見上げるんですね…
その後はデキる男「教頭先生」と限られた時間で全ての議題について話し合いました。教頭先生はKO負けした瞬間を悟るのが早かった。さすがデキる男でした。まじカッコイイ。教育委員会から今年異動になったんだけど、ものすごい仕事できるし笑顔だしシュッとしてるし年齢不詳だけど同じ年くらいだったらどうしよう、と思うくらいデキる男です。会長も褒めちぎってました。教頭先生がいなかったらあの場は凍り付いたままだった。校長先生も他の議題になったら元気に発言していました。良かった。

無事に話し合いも終わり、この戦いも終わりとなりました。
今のPTA会長は3月で引退です。お子さんが卒業になるので、もう小学校に関わることがありません。次の会長は決まっていません。募集したけどいないよねー、そりゃそうだよねー。ちなみに他のママさんから私を推薦してもらいましたが、私はトップより2番手の方が輝くタイプなので丁重にお断りいたしました。(本当は「ヤダー!」と笑い飛ばした)会長がいなくなったら私たちは自分たちで今のPTAを守りつつ、必要な時は「しなやかに、軽やかに」変えていくべきだと思っています。そこはほかのメンバーとも同じ意識です。
今回の議題については、コロナ禍でのコミュニケーション不足が学校とPTAだけでなく、学校内でも起きていたような気がします。あと、校長先生が変わったことが大きかったかな。校長先生だって子供たちが大好きで、安心で安全な学校づくりに日々奮闘してくれています。
校長先生が悪い人というわけではなく、PTAに関する考え方が違うというだけでした。年末に学校とPTAとの会議があります。その場でどうなるかはわかりませんが、子供たちの安心と安全のため、という共通認識があるので大丈夫だと思っています。

さて、二学期も終わりですね。三学期になると一気に年度末がやってきていろいろと駆け抜けてしまいます。出遅れないよう、「できるときに、できる人が、できることを、誰もが参加しやすいPTA」を目指してもう少し頑張りたいと思います。








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