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継続のための秘訣-筋トレとそろタッチ-

毎日継続して効果が見えるものの価値

ここ数年、同年代の友人で筋トレを始める人が増えている。いよいよ衰えを感じ始める年齢、若かりし頃の自分に戻りたい、いつまでも健康でいたいということもあるのだろう。しかし、ある友人曰く「仕事は裏切るが、筋肉は裏切らない」からとのこと。

長く勤め人をやっている身としては、恥ずかしながら理解できるコメントである。仕事においては、社会人になりたての頃に比べ、年齢を重ねると、成長実感、努力に対する効果を感じることは少なくなってしまう。そんな中で、やればやるだけ効果を着実に感じる筋トレにハマる理由も納得である。

しかし、つらい筋トレを継続するにはもちろん努力が必要だが、その努力のためには工夫が必要なようだ。今や筋肉隆々になった友人やネットでの情報によると継続できたのは秘訣があるらしい。

1.   仲間を作り、切磋琢磨する
2.   ご褒美を用意して、楽しく筋トレに取り組めるようにする
3.   マイペースに無理のない範囲で筋トレする
4.   筋トレを通してどういう身体になりたいのか、目標を設定する
5.   体重・体脂肪率を記録するなど、筋トレによる変化を見える化する

これを聞いた時に、そろタッチを思い出した。毎日継続して学習することで着実に暗算力を身につけることができる。しかし、我が家の経験からも、子どもたちが2年以上継続学習するには工夫が必要である。

そろタッチを継続できる工夫は?

筋トレ継続の秘訣1−5に合わせて我が家での取り組みを振り返ってみた。

1.ネット生である息子は、教室でお友達と切磋琢磨することはない。しかし、特に月末日曜日のグランプリは、先月の同じステージで競争したお友達の進捗を確認し、対戦する良い機会となっている。今や、ライバルを勝手に定めて、勝った負けたと盛り上がっている。

2.ご褒美という意味では、我が家は良くも悪くも完全にゲームになってしまっていた。ミッションクリアしたらSwitchを15分と決めていている。最近は、自主性を養うために、ご褒美主義をやめて自分でゲーム時間とそろタッチ時間を決める方式に変えたが、ゲームだけやって一日終わるという日が増えてあまり機能していない。またご褒美主義に戻りそうである。

3.マイペースでというのは継続するためにはとても大事だと思う。そろタッチは全体の「学習実績」を公表している。暗算上級レベルへの到達期間は2020年で17.6ヶ月である。親としてはどうしても早く上達してほしいと願うものだが(経済的な理由からも)、それぞれの子どものペースがある。我が家の場合、競争意識の高い息子は12ヶ月、おっとりの娘は20ヶ月程度ゆっくり時間をかけて上級レベルに到達した。

4.そろタッチをでの継続学習を通して何を目標にするか?息子の場合U12を達成したいという思いはあるようだ。しかし、最近はもっと先の目標も意識し始めている。東京オリンピック、北京オリンピックを見て、何かしらのメダルを取りたいという気持ちが高まっているようだ。そろタッチを頑張れば、出られるかもしれないオリンピック、算数オリンピックである。(ほぼ親が仕向けたのは否めないが。。目標は高くということで。)

5. 最後に、効果を記録して見える化するということだが、そろタッチには「きろく」という機能があり、これまでの歩みを確認することができる。それに加え、最近、息子に響いたのはこの写真。10ヶ月前に問題が解けずに、怒りをソファのシーツを剥がすことで表現していた姿。

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この15×4が今や簡単に解けるようになっている。この写真を見た瞬間に、息子はこの10ヶ月間の自身の成長を改めて理解したようだ。

怒った時、かんしゃくを起こした時も、親としてはしんどい瞬間ではあるが、それを記録しておくことが後々学習効果を実感する証拠になるかもしれない。

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