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集約された半年。

 去年から、あれだけnoteを書く書くといいつつ、まったく書かなかったので、年始に決意表明したものの、それもまた実行できずに半年が経過しようとしていることに気付き、「そろそろやらないと去年より書かないまま終わる。」と思い、タイピングの練習をやるくらいnoteを書いたらいいのではないか、という発想から、書くハードルを下げるために、こうしてキーボードをタイプしている。

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 正確に言うと、noteを書かなかった根本的な問題として、noteの文章を書くのは、どうしてもPCがいいというところだ。スマホでは、なんだか書く気になれない。なのに、PCを6月に入るまで、まったく起動していなかった。
 原因は2つある。1つは、部屋の配置を大幅に変え、PCに定位置を設定したものの、出しにくさが厄介であること。もう1つは4月から仕事を始めたことだ。

 仕事を始めた、ということも含め、今年半分が経過したので、ついでに振り返ってみるのもいいのではないだろうか。年始にも書いたが、変わりたいと思いながら、色々やってはみるが、それを続けないからというのもあるのかもしれないが、圧倒的に変わるということは2年間なかったが、今年の半分を終えて、あながちこの2年、いやその助長の部分を合わせた2年半は徒労ではないということを、得たものはかなり多いと体感したのではないかと思った。それと共に、自分が行動できるようになって、より今の場所での定住はないと覚悟が決まった。
 

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 なんとなく周囲を見渡して、自分を応援してくれる人は、各々乗り越えてきたものがたくさんあるんだなということに改めて気付いたことも、自分としてはとても大きかった。今年出会った人も、この2年で出会った人も、それよりも前に出会っている人も、本当に励ましてもらえるだけでありがたいことだけど、話を聞いてくれたり、いい部分を教えてくれたり、観点を変えてもらったりする中で、それぞれに、考えてきた何かがあるからこそ、より理解してくれるのだなと感じた。
 そんなことを思ったのは、今年になって、やっと本がまともに読めるようになって、軽いのから難しいのまで、哲学書(と哲学的思考に基づいて書かれたビジネス書)を何冊か読んだことも起因しているのかもしれない。
 いつも考えていることではあるが、何か自身の身に起きた時、それを突き詰めて考えすぎると、しんどくなってしまう危険もあるから、必ずしなければならないとは思わないが、そうやって自分の考えとして見出したものを持っていることは、大事なことだと思う。しかし、現実から目を逸らすことの方が、当たり前だがとても簡単で、考えるのをやめてしまえば、何も見なくてもいいのだ。でも、それでは、自分に起きたことがどういったことを主として起きているのかが見えないままにすることでもある。そうして、見ないでいると、やはり何度も同じものを見せにくるかのように、似たようなことが起きたりする。だが、それを人はなかなか自分が作り出しているものとは思わないし、『他人』がそれを持くるのだと思っていたりもする。
 この半年、それを何度も自分の中で問うことが多かった。今もそれを考えている真っ只中でもある。他人のことはよく見えるが、だからといって他人を変える訳にはいかないし、変えれるのであれば苦労しないのだ。じゃあどうするかというと、相手が所望しているものを差し出す以外にはないのだろう。だからといって、差し出すことに、自分の骨身を削って精神が蝕むまで応えるべきなのかというと、それはNOだ。だけども、その判断を即座にしてしまうと、やっぱり乗り越えられなかったとも思われるのだろう。でも、逆に言えば、そんなものは乗り越えなくてもいいのだ。乗り越えられないような「設定」がなされているのであって、それがなければ、超えられることもののような気がする。だけど、これまたその「設定」を簡単には変えれないので、自分の中でどう「設定」し直すかが、鍵なのだろうなと。

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 要は、線引きとかであるのだけど、一度「設定」してしまうと、簡単には戻らない。だけど、また「設定」なのだから、変更はできる。と、書きながら自分の考えがまとまっていくのが面白いなと、今字面を追って傍観している。
 半年を振り返ると、決意表明通りな部分もあるが、まったくのものもある。個人的には2か月に一度は東京にライブで行っていることや、日帰りならと行きたいライブは我慢しなくなったことは、いい傾向だなと勝手に思っている。明日は、1年間継続して撮らせてもらった友達と、その写真の展示の内容について会って話す。これは目標として書いた2つのうちの1つなので、具体性を増すことは喜ばしいことである。
 少しずつではあるが、誕生日にテーマとして掲げた『脱却』にベイビーステップと言われてしまいそうだが、着実に進んで行きたい。
 
 
 

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