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給料上がってる?

これは、「仕事の話をしようじゃないか」の」第6回目です。

前回は年収300万円時代について書きましたが、今回は、年収300万円では足りないとした場合、どうしようか?という点について考えます。

給料が上がるのは嫌だって人は多分いないですものね。給料がどうやったら上がるのかということをみんなで考えましょう。

なお、私の話はいつも「あたりまえ」のことの範疇ですので、新情報をご所望の方は、そっとこのページを離れましょう!

どうすれば給料が上がるのか?

皆さんは自分の会社で勤務していて、自分の会社の給与制度をちゃんと理解していますでしょうか?給与の制度の中に、昇給の仕組みもしっかり用意されているはずですので、まずは、就業規則などの書面を探してよく読んでみましょう。
ここでは、一般的な給与の仕組みを照らしながら、説明をしていきます。

昇給の機会のうち最も触れる機会が多いのが「定期昇給」でしょう。これは1年ごとに、昇給タイミングの会社の業績に応じて、社員全員の給与を上げる仕組みとなります。
これは1回の昇給額で言うと数千円程度の場合もあり、あまりインパクトを感じませんが、たとえ3000円でも年間で考えれば36000円ですし、これが10年続けば10年で年収が360000円増えるのですから馬鹿になりません。

とはいえ、定期昇給ではね。足りないですよね。

昇格すれば給与は上がるぞ

すみません。当たり前です。
でも昇格について考えていきましょう。

昇格と簡単に言いますが、ここでは2つに分けて考えてみます。
一つ目は役割です。

主任、係長、課長、次長、部長…

役割。
役職とも呼ばれていますね。この役割の上で昇格を繰り返せば、当然給与は上がっていきます。
ただ、会社によっては役割で給与が変わらない場合もあります。
役割のほかに給与グレードとか等級などと呼ばれる制度を取っていて、そっちで給与が決まる制度の場合があります。これが二つ目です。

新入社員、1級一般社員、2級一般社員、1級管理職、2級管理職…

呼び名はともかく、同じ課長でも1級管理職と2級管理職では給与が異なります。役割が係長から課長になっても給与が変わらず、あとから給与グレードが上がってそこで初めて昇給があったなんてことがありえます。

では今度はどうやって給与グレードを上げるのかということなんですが、普通は明確な基準があるはずです。
それは各社の基準を見てもらえば良いのですが、実は、ここに裏の基準があることが考えられます。これが3つ目。

裏の昇格基準とはなにか?

給与グレードを上げる仕組みが会社によって明確に定められていることとは思いますが、その基準を上回る成績を出してもそう簡単に上がらないことがあります。
私も結構それには悩みまして、5年以上も同じ給与グレードで過ごす羽目になりました。成績は悪くないし、役割も上がっていくんですけどね。なんかこき使われているような気になったものです。

結論として、私の場合の裏の昇格基準を考えてみるに、以下の2点であったのかなと思っています。

・人を育てることが出来ているか?
・組織を作ることが出来ているか?

成績を上げても業績を独り占めにしている間は昇給にはかかりませんでしたし、組織を大きく育てることなくして、昇給はありませんでした。

裏の昇格基準は裏だけに、会社や組織、評価者(上司)によって異なりますが、この部分を探し当てないで昇格を目指すのは難しいと思います。

裏の基準がわからない

とにかくこれは探し当てるしかない。

見つからないのであれば、もしかしたら裏の基準などないのかもしれません。著しくホワイトな企業にお勤めであれば、すべて表の基準どおりに昇格昇給が行われているのかもしれません。

いずれにしても、どうも昇格昇給の対象にならない方は、次の2点をよく観察してみると良いでしょう。

表向きの目標の達成度や評価が基準に達しているのか?
裏の基準に達するだけの評価を得ているのか?

どちらにも当てはまらなければ、永遠に昇格にも昇給にもありつくことはできないでしょう。

ところで昇格したくないのですが、、という人

こういう方がいることは重々承知です。

話を聞いてみると大体以下の2とおりに分かれているようです。

昇格だなんて責任が重くなるのは嫌だ
現場一筋で仕事をしてきたのでそれを続けたい

いずれも気持ちはわかりますが、前者の責任論の方!
あんまり、昇格とか役割の変更を責任としてとらえないほうがいいと思います。一般社員だって一般社員の責任があります。管理職の責任のほうが重いということは絶対にありません。こんなのは勘違いです。

ずっと現場で働きたいというのも実は無理な話です。
30代のあなたは20代のあなたとは違います。そして40代、50代となれば、どんどん20代のあなたとはかけ離れた別な人間になっていきます。

徹夜や連続勤務など全く考えられないほど体力が衰えますし、新しいことを覚える記憶力や、急な事態が発生したときに対処できる瞬発力も衰えてきます。
そして何よりも新人時代のあなたより、あなたはどんどんかわいくなくなってくる!(私は男性なので男性の話をしています)
ごめんで済んでいたものが済まなくなってきます。

そうなると必要になるのが、それ相応の「格」です。

その格を手に入れるために必要なのが、昇格で、その結果として昇給というお土産がついてくるのです。

もう一度繰り返しますが、個人の責任の大きさは一般社員でも課長でも部長でも変わりません。だから、まっとうに昇格しましょう!

どうしても昇格や昇給が出来ない場合は

では、責任とかのことを考えるのはやめておいて、昇格を目指したけれども昇格が出来ない場合はどうしましょうか?

こりゃどうしようもないです。
あなたの会社には昇格や昇給という概念がないか、よっぽど見放されしまっているかのどちらかなのでしょう。

それでも、今より良い給与が欲しい。。となるとどうしましょうか。

というわけで、転職で給与アップを目指すことになりますので、その話は次回以降の機会にしてみたいと思います。
間違えなければ転職で1.5倍の給与を得ることだって全然できます!

まずは、あなたの会社における昇格と昇給の仕組みをしっかり調べて、どうしようもなければ転職ということを考えてみてください。




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