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私は非定型うつ?

※これは私の興味の範囲で調べ自己判断で記したものであり、実際に病院で診断を受けたり正確な情報を学んでいるわけではないので、温かい目で読んでいただけると幸いです。


1月末、大学の試験と課題を終え晴れて今年1年の課程を修了した。この試験期間から私の体と心は知らぬ間に毒されていいたのだった。

急に朝起き上がれなくなった

まだ眠いのか、二度寝するか、と思った矢先ふと変だと思い時計を見る。2時手前、という事は14時。あり得ない。大学に入ってから午前7時半に毎日起きていた私が、中高ずっと6時50分に起きる生活を続けてきた私が、さすがにこんなに寝すぎることはないだろう、どこか体調が悪いのだろうと思い、起き上がろうとした。しかし。体が動かなかった。文字通り、手足が重すぎて動かなかった。なんだこれは。幸いこの日は人との予定もバイトもなく、その後2時間ぐらい布団で過ごして起き上がり、キッチンに向かう。

前日がバイトだった。バイトの日は帰宅すると23時近くなってしまうので、バイトの日は基本朝食と遅めの昼食を食べるようにしている。という事は丸1日食事をしていないのか、と感心するような落胆するようなよくわからない心持ちでいた。作り置きや冷凍のものを温めて食べた、食べた、食べているのに、胃にたまらない、お米もパンも鶏肉も豚肉もオムレツも味噌汁もポトフも野菜炒めもサラダもコロッケも、何人前もの量を食べているのに、次第に甘いものがとてつもなくほしくなってアイスやお菓子を食べていた。食べ終わった食器の量は見たことのない量で、でも満腹感はなく、おなかが膨れているわけでもなく、恐怖すら感じた。1時間後、恐怖を隠すように、試験後から日課にしていたヨガと筋トレを行った。疲れないうちに外にも出て散歩した。不安はなくならず、大きくなるばかり。夕方にはいつものように泣いて、意味もなくスマホをスクロールする。

こんな生活が、今日まで続いている。無理だと思った。かといって病院に行く勇気が出なかった。だから今日1日かけて、私が今どういう状態なのか考えた。

今私が患っていると考えられる症状(?)は

・AC ・回避依存 ・PMDD ・妄想性障害 (・躁鬱)

である。なんとなく中学、高校の頃から症状には気づいていたが相談せずに隠していた。親に心配を掛けたくなかったし、相談したところで理解は得られないと思っていた。

そこで今日見つけたのが、非定型うつ症状だった

(主に参考にさせていただいた文献が以下のものです、興味があればご覧ください。)


私の場合、当てはまる基本的症状が以下のとおりである。

①気分反応性強:気分の浮き沈みが激しい。→去年の夏からの症状。午前(起きれた日)とバイト中は元気、それ以外は常に不安に追われているか泣いている。
②過食・過眠:朝の目覚めが悪く、寝すぎにより脳の働きが鈍って憂鬱になる。甘いものが憂鬱気分の緩和につながるため異常に甘いものを欲する。→過食・過眠は試験後から。甘いものはもともと好きだが、1月半ば頃から急激に大量に食べるようになり、バイト先でも食生活について心配されるように。
③拒絶過敏性:他人の些細な言動に過敏になって否定的に捉えてしまうことで、激しく落ち込み、何日か寝込んでしまったり怒ってしまう。→根本原因で、常に人からの評価を気にして「いい子」を演じる生き方。
④鉛様疲労感:嫌なことがあったときや不安が強い時、重労働をしたわけでなくても立ち上がるのも苦労するほど激しい倦怠感に襲われる。→これも試験後起きられなくなってから。
⑤発作フラッシュバック:夕方から夜にかけて気分の変動性があり、わけもなく泣いてしまう”不安発作”や昔体験した出来事を思い出し、感情がコントロールできなくなる”フラッシュバック” →去年の夏からの症状。

まず、諸症状が出始めてから今日までの悩み事とその変動を書きだした。主に人間関係が占めており、勉強やバイトで悩むことはほとんどなく適度なストレス程度であった。あとはコロナ禍で外出を自主的に制限したことによる心理的ストレスと、自分の思考と行動の矛盾性(左右脳タイプ故)に対するストレスであった。

非定型うつの本質的な症状は③拒絶過敏性にある。相手に拒絶されることを極度に恐れ、周囲から自分がどう見られているか非常に気になり、対人不安や社会不安につながる。これが改善されない限りはうつ症状は容易く再発するという。まず生活習慣を改善し(後述)、生活リズムを一定にすることが大事である。次に精神療法によって、対人不安をなくしていく。認知療法(認知行動療法)、行動療法、対人関係療法、社会リズム療法などである。

非定型うつの原因は性格や家庭環境、生理的要因、日常生活にある。性格に関してもそうなり得る要因を満たしているし、家庭環境は私の気にしすぎかもしれない(全くもって複雑な家庭環境などではなく、共働きの家庭で幼少期から親と過ごす時間が短かった。ACの原因でもあるだろう。)。生理的要因についても納得がいき、日常生活においても数か月勉強が忙しいことを言い訳に外出や適度な筋トレ・ヨガ等を怠ったことが原因だろう。

治療法としては薬物療法、心理療法(認知行動療法)、運動、生活リズムの見直し、趣味・嗜好の改善が挙げられる。薬物療法ではSSRIやMAOIなどが用いられる。SSRIはPMDDの改善にも効くが、非定型うつの改善にはあまり良い結果が得られないとのこと。これは診察をしっかり受けて適切な薬を考えた方が良いだろう。認知行動療法は去年次の人文学系の講義で学んだためやり方は心得ているが、どうも苦手である。それはそうだろう (笑) 運動はまず日中に散歩をするところから始めていきたい。睡眠や食事の時間が乱れる事で決まった時間に起きることが出来ないので、自分の睡眠について客観的に知り、起きる時間・食事する時間を一定にしたり、予定を立ててから就寝したり、起きたらまず日光を浴びるなどする。嗜好についてはコーヒーに含まれるカフェインがパニック発作を誘発するため適量を接種することが必要である。パソコン作業も肉体的疲労・ストレスになるので時間を守って行うようにする。

まとめ

以上を踏まえて、厳しく取り締まるのではなく、あくまでも目標を立てて生活していくようにする。生活習慣を出来るだけ一定にして、日々の小さな目標を達成していく。認知行動療法を行い、思考の癖を見極めて修正していく。ちょっとずつ、自分が生きやすくなるように必要な小さな目標を作って、日々達成できるようにしていきたい。

もし同じ悩みを感じている方がいたら、一緒に乗り越えていきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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