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【中島千波】 版画 / シルクスクリーン 「月下春風」 査定 鑑定 買取 致します


中島 千波
月下春風
シルクスクリーン
39.5×51cm


◎中島千波の芸術

中島千波(1945年生まれ)は、長野県小布施出身の日本画家で、父である中島清之の影響を受け、東京芸術大学で日本画を学びました。1969年には院展に初出品し、優れた才能を示しました。その後も多くの展覧会に参加し、山種美術館賞など数々の受賞歴を持つ著名な画家です。特に桜をモチーフにした作品で知られ、「桜の画家」としての地位を確立しました。また、おぶせミュージアム・中島千波館の開館など、地元にも大きく貢献しています。

中島千波のシルクスクリーン作品は、彼の日本画のエッセンスを版画技法で表現しており、特に桜を題材にしたものが多く、高く評価されています。シルクスクリーンは、何層にも重ねる技術を駆使して繊細な色彩とディテールを表現する方法であり、彼の作品では、桜の花びら一枚一枚が立体感を持って浮かび上がるように描かれています。例えば、「般若院枝垂桜絢爛」や「瀧桜」などは、シルクスクリーン技法を用いた美しい桜の作品として人気があります。これらの作品では、金箔や色彩の微妙な階調が見事に表現され、日本の風景の静けさと美しさが感じられます。

◎シルクスクリーンの魅力

シルクスクリーンは、版画技法の一種で、メッシュ状のスクリーンにインクを通して図柄を印刷する方法です。まず、印刷する部分以外を遮る「ステンシル」を作成し、スクリーンに配置します。その上にインクを載せ、スキージと呼ばれる道具で押しながらインクを通すことで、紙や布などに図柄を写し取ります。この技法は複数の色を使う際に、色ごとに別々のスクリーンを使い、重ねていくことで豊かな色彩表現が可能になります。

シルクスクリーンの魅力は、インクの鮮やかさや表現の自由度にあり、ポップアートや現代美術でよく用いられます。例えば、アンディ・ウォーホルの作品が有名です。シルクスクリーンは手作業で行われることが多いため、印刷の過程でわずかな違いが生まれることも特徴の一つです。

おぶせミュージアム・中島千波館

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