「断り上手になろう!」繊細なHSPさんへ
こんにちは、心理カウンセラーのことえです。
今日は「断り上手になろう!」をテーマに書いていきたいと思います。
「断ってもいい」と思えたらとても気持ちが楽になりますよ。
あなたは人から頼まれごとをされて、引き受けるのは無理かも知れないと思ったときに「断る」ことはできますか?
優しく繊細なあなたは、「断る」ことができなくて無理して頑張っちゃうんですよね。
でも、本当はどこかで「断りたい」って思っていませんか?
私も仕事をしているときに断れなくて、モヤモヤしていた時期がありました。
色々引き受けて、じぶんはキャパオーバーなのに、仕事を「断れない」
この記事は、かつての私と同じような想いを持っている方に向けた応援メッセージです。
断れない原因は?
断れない要因は主に3つあると思います。
①断ったら相手に申し訳ないと思う。
これは相手の顔色をうかがって言い出せないパターンです。
HSPさんは特に、相手の気持ちや微妙な変化に気づきやすい特徴があるため、断ることにかなり悩みます。(私もそうです!)
断ったら、相手に申し訳ない。相手の顔色が悪くなってしまうのが、嫌。
そんな気持ちから断れなくなります。
②自分が我慢すれば丸く収まる。
これは自己犠牲の気持ちです。本当は、断りたいけれど、自分が断らなければ丸く収まる、と思うからです。
平和を好むHSPさんが持ちやすい傾向になると思います。
我慢すれば良いと思って我慢するのですが、我慢すればするほど、だんだんと自分が苦しくなっていっちゃいます。
自己犠牲の気持ちから断れなってしまうんですね。
③相手の期待に応えて必要とされたい。
これは相手の期待に応えたいという優しさから断れなくなるパターンです。
相手が喜んでくれたら嬉しいからです。
断らずに引き受けることで、「ありがとう」「助かる」と言われたら、相手のためにやってよかったと思いますよね。
ただ一方では、相手の期待に応えることで、自分の中の承認欲求を満たそうとしているとも言えます。
相手の期待に応える優しさや承認欲求から断れなくなっていると言えます。
以上が、断れないときの要因でした。
では、どうしたら断れるようになるのでしょうか?
断り上手になる方法!
断り上手になる方法、それは自分を認めて、小さな勇気を出してみることが最善です。
まずは自分を認めてみる。
「断っても大丈夫だよ〜」と自分を認めてみると良いです!
だって、断ったところで、あなたの価値は変わらないから。
勇気を出して小さなことから断ってみる。
すると、案外相手はあっさり受けていたりしてくれるものです。
仕事の場合は、断ったことで違う人にパスが回るなど、良い循環が生まれるかもしれません。
なんでも、引き受けると、じぶんのできる幅が広がるからいいよ!という意見もありますが、それは自分の心が満たされた状態での話です。
例えば、全くいきたくない飲み会に、毎回、毎回、付き合いだからと断れずに行っていたら、自分が嫌になっちゃいますよね。
たまには、断ってみてもいい。
断っても誰もあなたを責めたりしない。断ってもあなたの評価は下がったりしないし、他人の顔色を伺う必要も、自己犠牲で頑張る必要もない。
自分が満たされていると「断っても大丈夫だ〜」と不思議と思えるようになってきます。
引き受ける時は、ちゃんと自分の心と体と相談して決める。
そして心と体が乗らない時は、小さな勇気を出して断ってみる。
踏み出したら、「あっ!できるじゃん!断ってもいいじゃん」って思います。
小さな勇気を出してみたら、あなたの心が軽くなってきっと喜ぶと思いますよ!
以前の私は断れずにいたのですが、勇気を持って断ることをしていったらすごく楽になりました。
この記事はかつての自分や、自分と同じようなことで悩んでいる方へ向けた応援メッセージです。
あなたの心が軽くなりますように。
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