ろひのアキバ探訪記

移り変わる秋葉原という街の景観、歴史、都市文化、オタク文化を写真と共に独自の視点で考察…

ろひのアキバ探訪記

移り変わる秋葉原という街の景観、歴史、都市文化、オタク文化を写真と共に独自の視点で考察していく場所。誰かの趣味に刺さればいいなと思って勢いで投稿してます。アニメの感想なども然り。不定期更新です。 ※当ブログは個人の感想です。記事の複製、無断アップロードは固くご遠慮ください。

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『趣都』アキハバラの誕生(ゼロ年代初頭まで)

1、はじめに 2、オタクと秋葉原の<未来>の喪失 3、オタクとコンピュータの「下方志向性」 4、エヴァンゲリオン・ブームからの「趣都の誕生」 5、秋葉原の都市風景と「建築」の運命 6、結びにかえて 1、はじめに  現在の秋葉原の風景は、オタクという「趣味」、それと結びついたある特定の傾向をもった「人格」が、秋葉原に「偏在」したことの帰結であり、オタクによる趣味丸出しの「個室」がそのまま都市風景となった結果である点は否めない。それは、「官」や「民

    • 青ブタラーメンと久々のアキバ探訪

      オタク文化とポップカルチャーの街、アキバ。 最近ではお肉やラーメンなどグルメ街としての魅力も出てきました。 みなさんお久しぶりです。ろひです。私事ですが、つい先日までメンタル面の不調が続いていたため更新がとっても遅れてしまいました。申し訳ないです… 今回は当サイトでも意外と初となる現地レポも交えながら秋葉原の雰囲気を感じていただけたらと思います^_^ ・『青春豚レバ野郎ラーメン』を初体験! 秋葉原でお馴染みの「豚野郎ラーメン」。ニンニクたっぷりのスープにもやしと肉が乗

      • サンリオが持つ心象イメージと、メディアが描き出す現代世相 ~ミシェル・フーコー、ジャック・ラカンの諸言説を起点として~

        みなさんこんにちはこんばんは。ろひです。 ろひのアキバ探訪記5回目となる今回は、秋葉原という都市そのものから一度離れ、サンリオキャラクターや同コンテンツによるSNSにおいての消費形態の実態をメディア論、哲学的な観点から考察してみたいと思います。 学生時代に執筆した論考のため、現行のアプリ名義である『x』を『Twitter』と呼称していたり、現在では死語となりつつある「ぴえん」等といった若者のスラングについて言及している箇所も散見されますが、ご容赦いただけると幸いです。

        • 虹ヶ咲の「あなた」とは誰だったのか

          「ラブライブなんて出なくていい!!」 みなさんこんにちはこんばんは。ろひです。 読者参加型プロジェクトとしてスタートし、一躍有名アニメとなったラブライブシリーズ。 今回はそんなラブライブの3作品目となる「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の高咲侑というキャラクターにフィーチャーしながら、シリーズ全体を通してシミュレートされた表象(representation)、及び真正性について考えてみたいと思います。 1、はじめに 2、メディアミックス作品としての『ラブライブ!』とオ

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          16bitのアキバクライシス

          「男ってチョロいですね…ウフフ。」 みなさんこんにちはこんばんは。ろひです。 先ほど放送の16bitセンセーション、見てすぐ寝るつもりがいてもたってもいられなくなってつい論考に手が伸びてしまいました。 アキバ好きを語るなら避けて通ることは許されない今期の注目アニメ「16bitセンセーション」、現代を生きる一人の少女コノハがエロゲのパッケージを開封するとそれが発売された時代にタイムスリップするというベタなSFファンタジーである本作は主に90年代の秋葉原を中心としてストーリー

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          アキバの脱ダイクシスについて

          みなさんこんにちはこんばんは。ろひです。 金曜更新と言いつつ、気分で不定期更新にしていこうかな、とも考えております。 突然ですが、ダイクシスという言葉、ご存じでしょうか。いわゆる「直示」と呼ばれる表現手法で、その文言が場所や時間、空間によって意味づけられる言葉を指します。 たとえば「明日」と「翌日」という二つの言葉を例に見れば、「定例会の翌日」とは言っても、「定例会の明日」という表現は致しませんね。これがダイクシスかそうでないかの差異となります。 ではなぜ秋葉原にダイク

          アキバの脱ダイクシスについて