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『家庭教師ヒットマンREBORN!』やっぱりアニメも最後までやってほしかったなぁという話


はじめに

家庭教師ヒットマンREBORN!を知っていますか?

説明も不要…かもしれないが
家庭教師ヒットマンREBORN!』(かてきょーヒットマンリボーン)とは、天野明先生による漫画(発行:集英社)である。
少年漫画の金字塔である、週刊少年ジャンプにて2004~2012年まで連載された。
本作はアニメ化もされており、2006年10月~2010年9月までテレ東系列で放送された。
しかし、アニメ化されたのは作品の一部である。
特段珍しいことでも無いが、当時小学生の(厨二病が服着て歩いていたような)私は「こんなに面白いのに最後までやらないのか…」と思った記憶がある。

アニメイトカフェでコラボ!?

時は流れて。先日こんな投稿が回ってきた。

TVアニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』 | コラボ作品 | 人気アニメ・ゲーム作品のコラボレーションカフェ | アニメイトカフェ (animatecafe.jp)

うん、なんというかその、令和っすよ…?

人気が根強くてすごい…
Xを見る限り盛り上がっているみたいだ。

私もこの機会にリボーンを引っ張り出して、先程全巻読み終えた。
そのついでに、漫画とアニメの状況について整理してみる。
以下、あらすじとネタバレがべっこり書いてあるため、未読の方は注意されたし。

この記事を書き終わったら、ボンゴレリングが絶対家のどこかに眠っているはずなので探す。

原作(漫画)とアニメの状況について

放送状況について

下記の通りまとめた。
また、アニメの話数情報はWikipediaを参照している。
漫画は全409話、アニメは全203話となっている。

1.日常編

リボーンのジャンルはバトル漫画である。

しかし、いきなり1話からガチガチのバトル漫画だったわけではない。
主人公の中学生、沢田綱吉(ツナ)の前に突如家庭教師として現れたリボーン。
リボーンはツナをイタリアンマフィア・ボンゴレファミリー10代目のボスとして育てるという使命があり、日常に起こるドタバタを通して教育していく。
漫画:1~61話
アニメ:1~19・27~33・38・39・66~73話

2.黒曜中編

このバトル漫画路線が既定だったのかどうかは神のみぞ知るというところだが、この章から明確なバトル漫画へとなっていく。
六道骸というマフィアを追放された脱獄囚をリーダーとする『黒曜中』との闘いを描く。
漫画:62~81話
アニメ:20~26話

3.ヴァリアー編

六道骸に勝利したツナ。
ボンゴレファミリー9代目嫡子、XANXUS(ザンザス)との闘いが始まる。
XANXUSはボンゴレファミリー暗殺部隊『ヴァリアー』を率いている。
ヴァリアーとのボンゴレファミリー次期後継者を賭けた勝負を描く。
漫画:82~135話
アニメ:34~37・40~65話

4.未来編

ヴァリアーに勝利したツナ。
舞台は10年後の世界へと移り変わる。
作中の道具で10年後に飛ばされたツナ御一行は、10年後にツナが亡くなったらしいこと、10年後の仲間が白蘭が率いるミルフィオーレファミリーというマフィアから狙われていることを知る。
10年前、つまり現代に帰る手がかりを捜すため、ミルフィオーネファミリーと闘う。
漫画:136~282話
アニメ:74~141・154~177・190~203話(アニメはここで終了)

アニメオリジナル アルコバレーノ編

白蘭を倒すヒントをもらったツナたちが、未来から一時過去へと戻り、一週間でアルコバレーノの試験を受けることとなる修行編である。
アニメ:142~153話

アニメオリジナル Ⅰ世ファミリー編

10年前の世界にボンゴレⅠ世ファミリーを呼び寄せ、ツナたちが真のボンゴレを継ぐに足る人物かを見極めさせることで、さらなるツナたちのレベルアップを図る。
まぁこれも修行編みたいなもんである。

アニメ:178-189話

5.継承式編

ここからは漫画のみである。
白蘭を撃破し、現代へ帰ってきたツナたち。
9代目からボスの座を引き継ぐ、継承式の日が迫っていた。
一方、ツナたちの通う並盛中に、至門中から7人の転校生がやってくる。
転校生たちは全員シモンファミリーの構成員であった。
継承式を妨害したシモンファミリーと、その裏で暗躍していたⅠ世ファミリー、Dとの闘いを描く。
漫画:283~346話

6.虹の呪い編

リボーンたち『選ばれし7人(アルコバレーノ)』が赤ん坊になってしまった原因を知る男が、突如アルコバレーノの夢に現れる。
その男に「アルコバレーノで代理戦争をし、最後の一人には赤ん坊になる呪いを解いてやる」と持ち掛けられたアルコバレーノ。
それぞれが率いるファミリー同士の代理戦争を描く。
漫画:350~406話

7.日常編(終)

アルコバレーノの呪いが解けた。
リボーンから改めて最後の決断『ボンゴレ10代目になるかどうか』を迫られたツナの答えとは。
漫画:407~409話

アニメの流れ まとめ

日常編
→黒曜中編
→日常編
→ヴァリアー編
→日常編
→ヴァリアー編
→日常編
→未来編
→アルコバレーノ編(アニオリ)
→未来編
→Ⅰ世ファミリー編(アニオリ)
→未来編(終)

感想

ということで、白蘭を倒した後にも色々と展開があるわけである。
『アニメ終了後も重厚なストーリーがある』という本作であるからこそ、最後までやってほしかったなぁ…。
特に虹の呪い編は、今までの敵が仲間となって戦うシーンがあるので、これを見ると見ないのとでは、悪役たちへの印象が全く違う。
敵が仲間になる展開大好き人間としては、是非この辺もアニメでも観たかったな…と思う。

もう一度アニメ化することは難しいかもしれないが、もし放送されるときは是非観たいものである。

余談 『桜ロック』という神曲について

エンディングテーマに使われていたCHERRYBLOSSOMの『桜ロック』

これ神曲過ぎる。

もう記事なんて読まなくてよい。

ただこれを聴いてくれ!神だから!

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