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アカシックレコードからの過去世のストーリー「BANDA」〜Ⅰ

〜これは、今世の私に繋がる
私の過去世の一人の男性のストーリーです〜


目の前には
大聖堂のとんがった屋根が
横になって見えてくる。
その景色と
その遠い背後にある
青い海を見ながら
雲ひとつない空を自由に飛び回る


「なんて気持ちがよく自由なんだろう」


そう感じ
体全部に風を感じながら
空を飛んでいる青年がいた。

彼の名はバンダ

その時の彼は26歳だった。

そして
地球は17世紀を迎えていた。

バンダは
自然の力を使って空を飛ぶ
グライダーのようなものに乗り
青空を自由に飛び回るのが
本当に好きだった。

今、彼は
自由に風を操りながら
気持ちよく空を飛び回っている。


空を自由に飛び回ることともうひとつ
彼にはやるべきことがあった。


そのやるべきこととは

「細菌」を上空から散布すること。


地球上の人口削減をすることが

彼に与えられた任務だった。


でも、彼はその任務を罪悪感すら感じずに
淡々とこなしていく。

その時、ヨーロッパでは
疫病が流行り
たくさんの人が
亡くなっていた。
これも、すべてバンダが撒いた細菌が
引き起こしたものだった。




バンダは
地球で人間として産まれたが
物心ついた時から
宇宙船に乗っている。

自分の両親も祖父も祖母も
代々受け継がれてきたその家系は
ずっと昔から
地球外生命体グレイ種族と交流をしてきていた。

ある意味、とても特殊な生活だが
彼にとっては
それが当たり前で
その宇宙船には
たくさんの人間も存在している。
そこにいる人間たちには
地球外生命体グレイ種族から
それぞれ任務が与えられていた。



グレイ種族が地球に関わる目的は

地球を守るために
宇宙を守るために
純粋にただそれだけ。


この宇宙の
地球外生命体にとっては
宇宙のために
地球のエネルギー上昇が必要だった。

地球のエネルギーはまだ重く
それを底上げすることが
地球外生命体には
重要なことだった。

地球のエネルギーを上昇させるために
やらなければいけないことは
地球上の全人類が意識の拡大した状態になること。




地球外生命体グレイ種族にとっては
この地球上に存在するたくさんの人間を
ひとりひとり把握することは
無意味なことだった。

グレイ種族から人間を見たら
人間が蝶々も蜘蛛も蟻も
総称して虫として捉えるのと
同じことだった。

そもそも感覚が違う。

だから、そこには
害虫を排除するが如く
グレイ種族は
意識の拡大がなされていない人間を
排除するだけだった。

意識の拡大がなされていない人間は
とても病気に弱い。
病原菌にすぐに反応する。
だから細菌を使うことは
意識の拡大がなされていない人間を
排除していくのには
うってつけの道具だった。
細菌を撒くだけで
勝手にいなくなるのだから...



    〜つづく〜

ワンポイント

「地球のエネルギー上昇が宇宙にとって何故必要か?」

私たちの人間関係で例えると...

パーティー開催などで
たくさんの人たちで集まった時

みんなが「うぇーい」って
楽しんでいたら
その場のエネルギーって
すごく高くなりますよね〜

でも、もし、その中の1人が
お葬式みたいに暗くなっていたら?

なんだかそのエネルギーを感じただけで
周りの人も暗〜くなっちゃう。

エネルギーって
周りに影響するのです。

宇宙から見たら
地球はそんな低いエネルギーを
出している星

そんな感じです。



「意識の低い、高い?」
ここでいう
意識の高い、低い人間とは
いかに自分というものが持っている力を
理解しているかどうかみたいなところです。

意識の低い人間は
現実に起こる苦しい現実に翻弄されて
常に不安と恐怖に怯えています。
不安と恐怖に怯えていると
そこには争いや搾取など
地球にとっては
好ましくないことが起きる。
戦争や環境破壊。
そこには愛も調和もない世界に。

環境破壊、森林伐採なども
誰か特定の人の利益のために起こること。
もし、意識を拡大させたら
愛と調和の世界になっていきます。
そこには不安や恐怖もなくなっていく。

だから誰かのものを奪うこともしなくて良いし
みんなが笑顔で安心して過ごせる世の中になっていきます。



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