ビールと羊と、時々ぼく
こんにちは!今日はプペルの連弾楽譜出版に向けて、梅田で動画を取りました!楽しかったー!やっぱいいですね、人と弾くって。すーちゃん、弾いてくれてありがとう!
近々、youtubeで公開するので楽しみに待っててくださいね。coming soon的なやつです。
録音終わったあとに、サロンメンバーさんのお店で打ち上げしてきました。その名も
ビールと羊
オーナーさんもスタッフも素敵すぎたので、今日はこのお店について書きます!
お店のコンセプトとしては、クラフトビールと羊のお肉が食べられる場所です。メニューも羊のジャーキーから始まって、炭火焼きの羊肉まで全部美味しくいただきました。(美味しすぎてお肉の写真撮り忘れた!)こんなにいいお店なんで知らなかったんだろう、思ったのですが、実はこのお店、6月にオープンしたばかりだったのです。
ーここから本編ですー
お店がどんどん閉店を迫られる中での開店。色々と困難があったそう。オーナーさんであるきっくーさんは新卒で入った会社からこのお店を任されました。
東京では人気のある羊肉ですが、大阪ではあまり出しているお店が少ないとか。というのも羊肉は鮮度管理が難しく、美味しくて新鮮な羊が食べられるところは数が限られるようです。
なぜ僕がこんなこと知ってるのかというと、スタッフさんが教えてくれました笑
もともとオーナであるきっくーさんはホールスタッフとキッチンスタッフが分かれていて、お客さんとたいしたコミュニケーションもなく完結する飲食店の形に疑問を持っていました。そこでこのお店ではスタッフが輝けるお店、というコンセプトを意識しました。カウンターが大半を占める設計にしてスタッフとお客さんがやり取りしやすい空間に仕上げたそうです。
美味しいのは当たり前。お客さんには美味しかった、だけではなく楽しかったと言って帰って欲しいんです
僕がきっくーさんを好きになってしまった瞬間でした(最近いろんな人に恋している気がする)他にもノスタルジーに浸るといいことあるらしいですよ、と教えてくれたトシ君など素敵なスタッフさんばかりでした。
そんな最高なお店なのですが、開店した時期も含め、初めから順調ではありませんでした。
社長からお店を丸投げされた(めっちゃいい!)きっくーさんですが、元々は2月にオープンする予定だったそうです。やっと見つけたテナントで冬の寒い中、内装づくりを初めたきっくーさん。当初は、扉がなく入り口はベニヤ板で塞いでいたらしいです。全然進まない工事に、そこまでかかった費用を考えると不安に押しつぶされそうになりました。ついに開店のめどが立ったところにcovid-19が日本でも流行し始め、オープン出来ませんでした。
そんな状況でも諦めずに頑張り、羊とビールは6月にオープン。
僕らが帰る頃には他のお客さんも入ってすごいいい雰囲気でした。
私何歳に見える?もう70超えてるんやでー。とトシくんと嬉しそうに喋る大阪のおばさまたち。やっぱいいな、大阪。と思える時間でした。
美味しい羊肉を食べてもらいたい。でもそれ以上に、今日はスタッフの人に会いにきたよ、と言ってもらえるともっと嬉しい
そんな素敵なオーナーさんがいるお店が東梅田にあります。ぜひ立ち寄ってみてください。
今日も読んでくださりありがとうございました。ではまた!
p.s.
この記事はこのお店の取材に来ていた「ヒトサラ」さんに勝手にライバル心を燃やしながらいい感じの記事を書こうと奮闘しながら作られました。
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