内定辞退・・・誰が悪い?何が悪い?その答えは貴社の面接にあり!
株式会社ログシー、育成支援事業部 統括の細野和彦(ホッソン)です。
採用コンサルタントでもある私細野のもとには、多数の相談が寄せられます。そのなかでも多いものが
「内定辞退者を減らしたい・・・!」
という切実なご相談。
(冗談のじょの字もなく、各社本当に切実です。)
内定辞退率を下げるには、大きく分けて“内定式前”と“内定式後”の二つの時期に分けて様々な対策をご提案させていただくことが多いのですが、実は、もっと前から対策をする必要があるんです。
内定辞退の原因は?
内定辞退されるのは、「誰に、何に」原因があると思いますか?
先日開催した、第4回目のROGCollege(ログカレッジ)でテーマとなった高卒採用の中でもお伝えした、大学生の内定辞退率が65.6%というものすごい売り手市場だけが原因だと思いますか。
確かに採用マーケットの需給バランスが大きな原因であることは、間違いないです。しかしそれだけとは断言できないのが、採用コンサルタントとして長年市場と採用現場をつぶさに見て、サポートしてきた私の回答です。
これだけ多様化した働き方において、採用条件や勤務時間、勤務形態などの見直し、現在いる従業員の働き方も含めた制度の見直しなどにも着手する必要があるのでは、と思います。
また、選考方法もいまだに“ふるい”に落とす“古い”選考をしている企業様も見受けられます。顕在能力のマッチングではなく、ポテンシャルにフォーカスした選考をすることも非常に大切ですよね。
しかし、制度の見直しや選考方法を変えようとも会社全体の取組みとなるため、一気にえいやーっと改善できることではないことも事実です。
では、何を変えられるのでしょう?
何が最も変えやすいのでしょうか?
採用面接が内定辞退率を減らす
何が最も変えられるのか・・・それは、「面接」です。
採用担当者個人が内定辞退率を改善できる方法として効果的に取組めることは、従来の面接方法から時流に合った新しい面接方法に変えることなのです。
その新しい面接方法が、「エンゲージメント面接」。
エンゲージメントという言葉をお聞きになったことはありますか?
数年前からエンゲージメントが企業において重視されるようになってきました。
エンゲージメントとは、会社と従業員が互いに理解を深めていきながら従業員が会社に対して愛着を持ち、貢献意欲を高めること。エンゲージメントが高まれば、会社の方針に対して一体的に従業員の潜在能力を引き出し、会社として最大限のパフォーマンスを発揮できると考えています。
それを汲み取って、「エンゲージメント面接」を簡単に説明すると、「応募者の本音と意欲を汲み取り、モチベートした状態で選考に進んでもらう面接手法」のこと。実は弊社で考え出した造語です(さりげなくアピール。来年はきっとエンゲージメント面接がくると目論んでいます!)。
この手法を取り入れて面接をすると、お互い(選考者も会社も)良いところも悪いところもすべて理解した状態で選考に進んでいくので、辞退する要因を減らすことができるんです。
エンゲージメント面接の効果
内定辞退理由を大きくカテゴライズすると5つあり、それらの要因は面接を通して除いていくことができてしまうのですね。
この手法を新卒、中途、アルバイトで活用している弊社のクライアントは、内定を出す人数自体は少ないとはいうものの、内定辞退率が数%程度にとどまっているという実績があります。
これだけ内定辞退率が増えているにもかかわらず、実は面接方法は従来と変わらないまま、なぜか伝統を守り続けている企業様のなんと多いことか。でも、面接が一つの大きな分かれ目になるため、従来の面接手法をそろそろここで変えていく必要があると思っています。
そこで、これまで数々の内定辞退のご相談をこれまで受けてきた私細野としては、内定辞退を減らすエンゲージ面接についてもっと多くの企業様に知ってほしいな・・・という思いが強く湧いてきました。
12月4日(水)に開催する、第6回ROGCollegeでは、エンゲージメント面接手法を一部公開し、「WEB面接ツール インタビューメーカー」の株式会社スタジアム様にも協力いただきながら、本音を引き出すプロのキャリアコンサルタントとの対談を通して、いかにして内定辞退率を改善できるのか、その秘訣をお伝えさせていただきます。
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-次世代の人事を学ぶ【ROGCollege(ログカレッジ)】-
エンゲージメント面接で内定辞退者を減らす!
~応募者も採用者も互いがファンになる面接術~
▼日時:12月4日(水)13:00-14:30
▼場所:TKPスター貸会議室 四谷(第1会議室)
▼参加費:無料
▼詳細:『日本の人事部』
▼お申込:
1)『日本の人事部』会員様はこちらから
2)『日本の人事部』非会員様は、下記お申込メールアドレスにメールをお送りください。
▼seminar@rogc.co.jp
その際、以下の明記をお願いいたします。
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■貴社名:
■参加者名:
■参加人数:
■ご連絡先(メールアドレス):
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残席わずかです。
個人的には有休を取っても聞きごたえのある内容だと思っています。
是非、皆様の面接のやり方や在り方を見直す機会にご利用ください。
お待ちしております!
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