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正論と戯言の間で世界を叫ぶ


唐突ですが、
Kindle出版プロデュースはじめました



4月から準備をはじめて、
すでに3冊目のプロデュースに入っています。

主に、
コンセプト設計
ストーリーラインの構築(目次)
サービスとのブリッジ
出版手続き
などを請け負っています。
自分で書けない方には、ライターさんの手配も可能。

ぜんぶ同時進行でやっているので、
3冊はいずれも6月に出版予定。

とりあえず、
なんでKindle出版すんのか説明します



数年前から出版に興味があって
講座行ったり、本読んだり色々やってきたんです。
本業がビジネス講師という職業柄、
周囲で出版する方はものすごく多い。
「紙本、出せる人すごいな」
と憧憬の念をいただきつつ、
ずっと、どこかで、しこりのように、
ひっかかっているものがありました。
違和感、という表現が一番合いそうです。

違和感の正体は主に2つ。

1、紙本、出版するの大変すぎん?
2、書きたいこと、書けないのか…

です。

周囲の著者さんが、自分でがんばって売っているのを見て
自分にできるか?って考えたら難しいよなぁって。
自分のための出版だから納得できればいいんですけど
にしても、
自分でたくさん本買って、
献本して、
クラファンやって、
出版記念パーティや無料講座を開催して
なんだかんだ、めちゃくちゃ持ち出しが多いじゃん。
と思ってしまったのです。

さらに、編集者さんが社内の編集会議を通すために、
いろいろと調整が入ったりして
自分の理想と現実の板挟みになること多し。
タイトルなんか売れ筋に寄せられちゃうわけです。
友人の本は、主訴とかけなはれたタイトルになっていて
え、なんで?と驚いたことがありました。

しかも紙本って、こちらの都合で販売中止にできない。
私のように興味関心がどんどん変わるような
多動な人にとっては、この一点だけでも
ちょっと怖いことだったりします。

繰り返しますが、自費ではなく紙本を出せる方は
間違いなくそれだけ実力が認められている方です。
出す前も出した後も、努力されていることを
近くでたくさん見てきてもいます。
本当に素晴らしいと思います。

だから「紙本を出したい」のであれば、
まずその可能性を探る方がよいと思います。

そのうえで、みんながみんな
紙本じゃなくてもいいじゃない?
という結論に至ったわけです。

結局のところ
Kindle出版てなんか楽しいのです



紙本にこだわらず、
自分の想いや考えを形にしたい。
フレキシブルな営業ツールとして使いたい。
一定の期間だけ出したい。
自分のペースで展開したい。
執筆は自分の思い通りにしたい。

ということであれば、むしろKindle出版は
かなりおもしろいツールだと思います。

何より、頭の中のことをわちゃわちゃしながら
アウトプットで本という形にまとめていくって
めちゃくちゃ楽しいなあと個人的には感じています。

自分でもKindleを書いていますが、
それらの可能性を感じる日々の中で
なんだかんだご縁が繋がって
プロデュースも同時に稼働しているのが今です。


マジメなお話、
Kindle出版は世界観を放つ場所です


Kindle出版した後のストーリーは人それぞれですが
私自身はKindle出版って、
自分の世界観を放つ場所、だと思っています。

これは、ただ闇雲に言葉を吐いて
誰かを傷つけたり、
誹謗中傷したり、
物議を醸しだしたり、
邪魔をするというわけではもちろんなくて。

なんか、急にスピリチュアルなお話のようですが
そういうことでもなくて。

なんだかんだ言って
みんな自分の世界観をもっていて
それを軸に外の世界も観ている。

内界と外界。
いずれも自分で創造した唯一無二の空間があって
その2つを合わせた中で生きていたりする。

人はそれを
主観といったり、
バイアスといったり、
オタク性といったり、
オリジナリティといったり、
個性といったり、
いろいろな表現をします。

まるっとまとめてその人独自の世界観、
という認識です。

今、いまだかつてないくらいに、
その世界観が重視されていると思うのです。

自分らしい生き方という言葉で表されたり
その人のしなやかさや柔軟性を生んでいたり
惹きつける大事な要素であったりする時代。

もっと、自分の言葉で自分の世界を表出していい。
そう思います。

それぞれの世界観云々なんて
他人には戯言なんだけど
その人の世界では『正論』でしかない。

そんな風に自分のために執筆できることってステキだ!
そう考えてKindle出版をプロデュースすることにしました。


一番お伝えしたい、
プロデューサーとして目指す最終形


Kindle出版を通じて、
自分の世界を自分の言葉で放てる人が増えたら
仕事だとか、
人間関係だとか、
いつもの狭い空間から抜けて、
新しかったり、刺激的だったり、
心地の良い居場所が見つかるのでは?

そしたら、他人の世界観も大事にできるようになるから、
みんなでフェスでもやって
自分の世界を表現し合ったり、
覗きあったり、
共有しあったり、
そんな空間ができたら最高かもしれない。

Kindle出版は、その人の世界の入口になる。

私はそう思っているのです。


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