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今日も「バリバリの心理的非柔軟性」を見つけた件

この写真?

ちょっと前にある所に行ったら、雪がキレイに残っていたので、投げて遊んでいるところをセルフィーで撮ったら、なんかアンニュイなのが撮れました…っていうやつです。
誰も訊いてないけど。
 
今、1月22日の0:34。
21:00頃ボスのクローズドな会を終え、事務局としての情報管理やFacebookポストを行い、さらに別事業として、研修教材の動画を撮り終えました。

からのNote続き。

一昨日から「うーーーん」とうなりながら書いているNote、果たして完成するのかな?

でもボスと約束したし、これは仕上げたい。


ことのきっかけ


1月20日の日中、スペシャリスト養成プログラムの自由コメントスレッドでの出来事。

Aさんがご自身のサービス設計に関するところについて、気づきをコメントしました。
それに対して、Bさんがコンセプトについてコメントしました。
さらに私がスペシャリストとしての難しさやマーケットについてコメントしました。

私のコメントはこんな感じ(ちょっと加工しています)

*****

Aさんのようなその道の一流の方のこだわりと、私のような解像度の低い一般人のレベルの低いニーズをどう接合するのか。
ほとんどのニーズを捨てて、自分のspecialtyを追求して0.1%のターゲットを狙うのか。
その道の一流の人たちにとっては永遠のテーマじゃないか?と思います。

ちなみに、〇〇というプラットフォームでAさんのテーマを検索すると1,750件ヒットします。
すでにリサーチされているかもしれませんが、市場理解のご参考までに。

このコメントに対して、Bさんからこんな主旨のことがコメントされました。(ちょっと加工しています)

*****

0.1%だとニッチすぎるから、例えば上位10%を狙おうとした時に。
多分そういう人って他のチープな〇〇(Aさんに専門分野)に対しては、また同じようなスキルレベルのいけてない人がいるなって飽き飽き感を持っているはずで、ここにAさんの☆☆があると、~と変わります、みたいな訴求で刺して、こちらの世界に引き込むとかはなんとなくイメージが湧きました。
(セールスのお話)

実際に(0.1%から広げて)10%狙いに行くと、正直少し関わりたくない顧客だったりするので、その時はスペシャリスト養成プログラムのDay1,2で学んだことが活かせるでしょう。

*****

ちなみにBさんはセールスの才能がある人で、実際にバリバリの成果を出しています。

いま冷静に読むと、Aさんに限らず、他の参加者さんにとっても有益な情報です。
何よりAさんご本人がこれをよしとして選択するのであれば、これもいいじゃないか、と思えるものです。

でも、その時の冷静さを欠いた私は、心理的非柔軟性の沼に一気に飲み込まれていきました。


心理的非柔軟性が顕在化した瞬間


急速に心が硬化する感じがあって、頑なな自分が、ひょこりはんどころではないレベルで露出しました。

Bさんに対する私のコメント。

*****

一般的なビジネス論、マーケティング論としてはその通りですね。
LPとしても正しいと思います。

が、改めて。
ここは【スペシャリスト養成プログラム】ですから(^^)

Aさんのスペシャリティと合致するのか、がすべてのはじまりだと思います。

*****

まったくもって、冷たく、固く、柔軟性に欠けたコメントです。

ニコマークとかつけて、柔軟であることをなんとか取り繕うとしているあたりは我ながら残念すぎます…

さらに、私の主張がいかに正しいか、を伝えるためのポストが続きます。

これ何が起こっていたのか、解明してみます。

この心理的非柔軟性の根源は、2つあります。
今思いつく限りなので、今後は増えるのかもしれませんが。


その1 そこじゃねぇ!っていう抵抗


今、Aさんにとって「私が」大事だと思うのは
UVP(独自の世界観)と USP(顧客とのつながり)の接続。

そこが曖昧でも「こうすれば売れるよ」という魔法の言葉は私たちを魅了します。
もちろん、セールスは本当に大事なことではあるのです。

でも、スペシャリスト養成プログラム事務局の私は、
そこじゃねぇ!
って反応したんですね。

現在のスペシャリスト養成プログラムは0期で、2月終了です。
最近は5月開始予定の1期の計画を立てていて、そのたびに考えることがあります。

それは「一般的なセールス講座」と「このプログラム」の決定的な相違について。
それを明確にしたうえで「このプログラムがいかに本質的であるか」をどうしたら伝えられるだろうか、と。

セールスに関するところはめちゃくちゃ大事なんですけど、それは巷にいくらでもあります。
でも実際に活かしてスケールする人がいかに少ないか、実は多くの人は気づいていると思います。

それは、ペシャリスト養成プログラムで提供する土台部分(Day1を中心にDay4まで、全体の3分の2が該当)がないと、巷の知識やメソッドはうまく機能しないから。
よって高額のセミナーに参加しても、功を奏する人が非常に限られてしまう現実があります。

私自身が痛みを伴ってそのことを経験しているだけに、必要な人にはちゃんと届けたい!

その日常的な思考の負荷が、反応しやすい状態にしていたのだと思います。

Aさんに必要なのは、今はセールスじゃねぇぇぇ!
って叫んじゃったんですね。

ちなみに、本当に言いたかったのは
「UVP(世界観)とUSP(顧客との接続点)の繋ぎをしっかり考えたほうがいいですよ!」
っていうだけなのに、自分のコメント読むとなんか論点も意味不明。

あえてコメントを残しておきますので、グループに入っているプログラムご参加者さんはご参照ください!
心理的非柔軟性な状態がよくわかります。
「お前がそうじゃねぇ!だよ」
状態ですから。

プログラムご参加者さん以外の方は、どこかお会いした際にでもご説明させてくださいw

いや、いらんて。


その2 私はすでに知っている!という自負


Aさんの悩ましい状況に対しても思うことがって、私の過去の経験からやや感情的に反応していました。

かつて自分がUSPを構築するとき、あざやかーに陥った罠があり、その記憶が反応していたのだと今になって思います。

2年ほど前。
コロナで減った仕事を取り戻したくて、オリジナルサービスをリリースしようとしたことがあります。
toBの研修教材でしたが、業界歴10年以上の私には確信のようなものがありました。

「このサービスはニーズがある」

何名かにインタビューをしましたし、同じ業界の先輩や、マーケティングのコンサルタントにも相談しました。

誰もが私のサービスに対して口を揃えました。

「そういうニーズはあると思います」

私は自信を高めていきました。

0からのサービス構築をしたことがなかった私は、とにかく勝率の高そうな手段を選びました。

結果、コストは半年間で計300万近くになりました。
さらにその新しいサービスを存分に展開するために、ただでさえ少なくなっていた仕事を半分ほど手放しました。

結果、どうだったか…

目標30件に対して…
受注できたのはわずか1件でした。

自社は大打撃を受け、既存の仕事を断ったいたあおりもあって、関係者から新規の仕事も来なくなり(他の理由もあるかもですが)銀行からの借入はほぼ底をつきました。

今、振り返ると、完全にトラップにハマっていたんですね。

「そういうニーズはあると思います」

そういうニーズ…
ちょっと、いったいぜんたいどこにあるっつぅんだす??

つまりは。
そういうニーズなんてものは、どこにもなかったんですよ。

これ、今思えば、誰も嘘は言っていなくて、
「そういうニーズはあると思います」
って、感想を言っているだけなんですよね。
「そのニーズ、私、自社、◯◯にあります!」
って、誰も言ってなかったんです。

言葉は悪いんですけど、みんなけっこう無責任に
「悪いサービスじゃないし、まぁいいじゃないの。うちはいらんけど」
っていう状態だったんです。

コンサルに至っては
「悪いサービスじゃないし、まぁいいじゃないの。知らんけど」
でした。
あ、ちなみにこのコンサルはマジで最悪だったので、いつか報復してやる!っていう恐ろしい未来を抱き続けています(うそ)

で、お話を戻すと。

改めて、ボスの設定したEvangelist Usersって秀逸なんですよね。

Evangelist Users以外の声は、まやかしだと思ったほうが良いよ!
みんな無責任に言うよ!

だって、
私は経験しているんだから!
痛い目にあってきてるんだから!

という過去の自分の声がこだまして、Aさんに対するBさんのコメントに反応していたんですよね。
The投影です。

最近このThe、気に入っちゃって。
と、いうどうでもいいノイズ。

でもよく考えたら、
あんたの経験がどんだけよ?
っていうお話なんですよ。
同じ業界や商材ならともかく、Aさんはまったく違うフィールドです。

Bさんのコメントも価値があるし、なによりAさんが選べばいい。

なのに「そんなんじゃダメだー」て、息巻いて抵抗していた、っていう一人芝居状態です。


気づけばこのパターンて…


自分がコミュニケーションにおいて顕在化しやすい、心理的非柔軟性のパターンが見えてきました。
そう、振り返ってみると、かなりの割合でこの2つなんですよね。

そこじゃねぇ!わかってねぇ!

と、

私は分かっているから言うことをきけ!

です。

もう、自我と指令性が全開です。

あー、なんか自分にがっかりだな…
て、思いますし、Aさん、Bさん、ついでにCさん(ほぼ関係ないけど)にも申し訳なかったなぁって思います。

ごめんなさい。

よくわからないかもしれないけど、それでもいいんです。
謝りたいから、お伝えしておきます。


未来にもたらされる真髄



ここまでに記した内容って、プログラムのDay1でごりごりの心理的非柔軟性を扱ったからこそ、すべて理解しきれる内容だなぁと。

内省している最中に思ったこと。

このプログラムの神髄ってこうやって、時間差でくるものがものすごく大きいじゃないか、と。

前にちらっとボスが言っていたんですよ。

「このプログラム内で成果を出すかどうかは重要ではなく、このメソッドをもって、自分の中で常にプロセスを辿れることが大事」

あー、これか。
って思いました。

というわけで、私は、ここからまだまだ自分の心理的非柔軟性を見つけ続けるのだろうと思います。
でもその都度、ポンコツの自分に気づいて糧にしていきます。
ちゃんと「ごめんなさい」って言おうと思います。

ごめんなさい。


そのとき、ボスは…


今回のAさん、Bさんとの絡みは、ボスにも報告しました。

いつも通りFacebookメッセンジャーで。

(自分の状態を説明したうえで)
「~という、私の心理的非柔軟性が露呈しました。事務局としてはダメですね。反省しています。
でもこれを糧にして、次に行きます。
Noteアップして回収します」

心理的安全性を大事にしているコミュニティだし、ボスからすると感情的で意味不明な反応だと思うので、さすがに指摘されるかと思っていました。

ら…ボスの反応はまったく違いました。

さすがにナナメ上を行く人ですね。
返信がきたときは、ちょっとびっくりして、爆笑しました。

ボス、いつもありがとうございます!





ボスの一言。









「ないせいすごい」


ひ、ひらがな!!!






今日のボスの講座で、我ながらまあまあの至言を放ったと思うんです。

「ポンコツな自分に対する耐性が、人生を豊かにする」

後半は今、盛ったけど。
でも、我ならがらその通りだな、と自己満足。

プログラムも残すところあと1ヶ月。
すでに「ロスです」っていう前のめりのコメントもいただきました。
すでに終わった感w

まだあるっての。

こんなポンコツ事務局ですが、残りの時間を存分にみなさんと楽しみたいと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
















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