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フォークという音楽の良さがこれでもかと惜しげもなく感じられるレコード。The Weather Station『All of It Was Mine』

カナダのSSW、Tamara Lindemanのソロ・プロジェクトThe Weather Stationの2011年発売2nd『All of It Was Mine』が、10周年記念盤として2021年にリイシュー。Fat Possumからのリリース。

クラシックなジャケット(裏ジャケも見て欲しい)から、まず音は想像できるかもしれないが、とにかく1曲実際に聴いてみて欲しい。指弾きのアコースティックギターが、お互いを引き立てつつ交錯していき、優しげなヴォーカルは緑の中で心地よく歌っているかのよう。フォーク、という音楽の良さがこれでもかと惜しげもなく感じられるレコード。

バンジョーやペダルスティールの響きが美しい「Trying 」は、目を閉じてその世界観に浸りたくなる1曲。バンドサウンドが好きで、最近のThe Weather Stationを聴き始めた人にも絶対に聴いて欲しいレコードです。2011年の作品だけど、この先もずっとずっと聴いていたいと思う、特別な作品になるでしょう。

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