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「芸人力」

芸人とは生き方だ。
芸人とは職業や肩書きではなく姿勢だ。

それを活かした「芸人力」こそが、これからの全ての人間の人生設計にとって大きく必要となる。

これから僕の提唱する「芸人力」を簡単にお話しします。


「職業芸人」と「芸人」

「ネタをやるのが芸人だから」
「ライブに出演するのが芸人なんだよ」
これは幾度となく説教として投げかけられた言葉だが、僕にとっては思想が違いすぎるが故の雑音だった。

伝えてくる言葉の意味はわかる。
しかしそれが目指すのは「職業芸人」であって「芸人」ではないと感じてしまう。


芸人とは姿勢である

芸人はマイノリティーな生き物である。
人と違うその「生き様」に大衆が興味を持つ。
大きく道を逸れた足跡をつけ、逆風へ舵を切り、嵐の夜に船出する。
勇敢ではない、バカなのだ。
いかなる常識の中でも非常識を見つけ居座る。
大切なのは嵐の夜に船出することではなく、船出したければ嵐の夜でも船出をやめない事。
そんな常識破れの行動や思考と、それを肯定させるほどの人間力。
そういった「姿勢や生き方を芸人と呼ぶ
」ことが長年の持論です。
傾奇者が一番イメージに合うかもしれません。

「みんなが右に向かうなら芸人は左に進む」
そんななか世間の常識がぶつかってきても崩れないその姿勢こそが「芸人」という生き方である。


芸人とはお笑いをする事だけじゃない

培った話術を駆使して新商品のプレゼンをしたり、培った嗅覚で司会進行をしたり、培った感性で事業運営することがあるが、これは僕が「お笑いとして培ったスキル」を「芸人として他業種に融合させた」事で得られたお仕事経験ですが、僕はこれも「芸でご飯を食べている」と認識する。

お笑いはソフトで芸人はハードだと考えて欲しい。

ハードをアップデートして数多のソフトを融合し、ソフトそのものの性能をアップデートするサイクルを作れ。
芸人をサボるな。
他業種で培ったスキルが芸の肥やしになる。


芸人とはお笑いをする人だけじゃない

さっき話した、この

そんな常識破れの行動や思考と、それを肯定させるほどの人間力。
そういった「姿勢や生き方を芸人と呼ぶ」

といった生き方は何もお笑いだけの話じゃない。

料理人や動画編集者やなどの各種クリエイターさん、ドライバー、医者、被災地支援、建築業、営業職、開発者、教員、農業、漁業、政治など、ありとあらゆる事柄に、ありとあらゆる姿勢に反映させることができる。

僕の尊敬するアントニオ猪木さんの「猪木の常識、世間の非常識」という言葉こそが芸人の真骨頂。
世間の常識とやらに拘らず自分を貫く姿勢を持って欲しい。


「芸人力」と呼ぶ

芸人である姿勢を活かす力が「芸人力」だ。
マジョリティでも自分を貫ける人間力を鍛えてくれ。

「おもしろい事」とはネタで笑わせる事ではなく、人生の掲げ方を見た大衆のリアクション。
「おもしろい」の幅をどんどん広げて最高の芸人になってくれ。

イノベーションに繋がる発想が蓄えられる
世間の常識にぶつかっても耐えれるフィジカルが鍛えられる
自分を肯定する力がつく
この芸人力を活かし自分の人生を最大限に楽しむことが、これからの人生にはとても大切である。

わがままでいい、自分を肯定する努力をしよう。

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