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東京はクソって話

久しぶりの東京はクソでした。



コロナの影響下にある東京

この記事を書いている3/29現在コロナウイルスへのリアクションは「過剰に騒いでいると思われている人」と「あまりのも無頓着だと思われている人」と「傍観者」の3つが大きなパターンだと感じる。

それでも世論はコロナウイルスに乗っ取られ東京都は不要不急の外出自粛要請という異例の事態に陥っている。
そんな最中の東京行きは外野の声を無視するだけでも一苦労で、傍観者という意識の低い層である僕の足取りは軽くなかった。

2泊3日の東京への旅。
当初の目的は直前に失っており「無理やり作った会食とデート」は完全に不要不急の外出に当てはまることになる。

街は完全な自粛ムード。
仲間内のイベントはことごとく中止となっており、繁華街の喧騒も春の装いを感じられない。

僕の愛した東京は顔を合わせてくれなかった。


東京が好きだった

東京は最高だ。なんでもある。
人も仕事も環境もなんでも。

金も女も降ってくるし地面にはクソと精子が撒き散らされている。
そんな場所は日本に東京しかない。
洗練されたカオスな街。

あのスピード感
あのキラキラ感
あのギラギラ感
僕は東京を求めていたし、東京に僕の居場所はあった。

いろんな仕事をして、いろんな場所に立って、いろんな人に会って、いろんな裏切りが会って、いろんな女を抱いて、いろんな感情を得て

僕の中の狂気と東京の混沌が混ざり合って常に新しいロッキーいしみねが生まれ続けた。
僕の人生と東京は確実に融合していてその後の人生を疑うことはなかった。


宮古島へ帰る

宮古島に戻ることが予期せぬタイミングではあったが、この土地で得た人生観は壮大で「これまでの生き方を大きく変えよう」と声に出して宣言できるほどだ。
そのことはまた別で書くね。


改めて久しぶりの東京

ほんの数ヶ月離れただけなのに、僕の愛した東京はクソだった。

コロナにピリついているくせに今までのスピード感は落としたくないから空回りしているし
自粛要請に関してもハロウィンの夜のようなバカが彷徨ってるし
選挙に行かないくせ政治に口出しする人間が表に出まくって鬱陶しいし
あのギラギラ感を無理やり維持しようとしてて
本当にダサかった

いろんなものが溢れてることでいろんなものが出来上がっていたのに、何かを作り上げる能力を失った東京は本当にダサくて
今までと違うベクトルに向かう才能がここまで低い街だとは思わなかった

日本がイノベーションを起こしにくい原因が垣間見えた気がする。

ただあたふたしてて、適当な言葉で問題を先送りし、本当に目の前のことしかできないほど余裕がない街
東京はダサかった。

みんな「誰かがやる」と思ってんだろ。


コロナは怖いし本当に大変だし未経験のことで誰しもがミスも増えると思うけど、俺の憧れた東京はそんなんじゃないんだよ。

わがままに聞こえると思うが俺の理想の街でいてくれ。

あの頃のかっこいい東京に戻るまではもう顔出したくないな。




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