見出し画像

本棚が完成したから見てくれ!

別にDIYをしたわけじゃない。引越し後、荷解きをした本たちを本棚に詰め終わったから見て欲しい。ただそれだけの記事だ!

高校生の時に家を建て替えることになり、その建設の前段階でどんな部屋にしたいか聞かれた時に「天井から床まで本棚になってる部屋にして欲しい」と注文した。

そのため、私の部屋には本棚という家具は無いが、壁の一部がごっそりそのまま本棚になっている。あんまり収納や整理整頓の上手くない私が唯一部屋の中で拘っているところでもある。

身長が低いので上の方の本を取るためには踏み台に乗らないと取れない。それもなんだか図書館っぽくていいでしょう?

noteに素敵タグ #わたしの本棚 があるので、自室の本棚をお見せしようと思う。人ん家の本棚を眺めるのが趣味だって方はぜひ読んでいってください。私もタグをサーフィンして人ん家の本棚を眺めに行きます。

プロローグ:全体像

天井から床まで8段ある。そのうち5段に自分の本、残りの3段はCDやDVDの収納と、家族で所有している本、ごにょごにょした物置きとして使っている部分もある。

如何せん、6畳もないこぢんまりした部屋なので収納スペースに限界がある。本棚に本以外のものを入れるのは本望ではないが、本当に致し方ない。

ほんほん言ってないで紹介していきますね。

第一段:自分史古代期

前述の通り、最上段は踏み台が無いと届かないし、なんなら踏み台を使っても奥まで手が届かない始末。なので今後再読する可能性が低く、でも手放すには惜しく所持しておきたいものたち、という基準でここに配置。

そうすると自然に、小学校〜高校までによく読んだ本がこの段に集まりました。

天井スレスレ。

中学の時って、どうしてちょっとシリアスなサスペンスものや「ラストの1文で全てがひっくり返る!」系のものを好んでしまうんでしょうね。

なお、奥には古いゲームカセットのケースを隠してあります。

第二段:文学少女目指し期

主に大学時代に購入した本や、講義で読んだもの、一段目よりかは再読する可能性が高いものたちがここに集まりました。

純文学コーナー

メインは明治〜昭和の文学界を彩った名だたる文豪たちの著書。いわゆる純文学が目立ちます(目立たせるように意図的に置いてます)。

ここだけ見ると超渋い文学女学生に見えるけど、実は積読(買っただけで読んでない)もちらほら。読書頑張りましょうね〜。

現代作家コーナー

文庫本は出版社ごとに並べるか、著者名ごとに並べるかで迷いがち。見た目を美しくするなら圧倒的に前者の方がいいけど、ここは書店ではないので私は著者ごとに並べています。

そしてここは脅威の3列陳列。奥には背表紙も見えないほどぎゅうぎゅうに詰められた文庫本や、昔のCDが隠れています。隠してごめんな。

第三段:大型書籍コーナー

図書館の一角にあるコーナーみたく大層に名付けましたが、実際は背丈がA4サイズのデカめの本と雑誌の置き場です。

中心はこれから買う雑誌の空き家。
どうせすぐ埋まる。

自分が卒業した幼稚園〜大学と、自分が勤めた学校の卒業アルバムを保管。

雑誌はこれからもアホほど買う予定なので空洞を作っておき、いっぱいになって入り切らなくなったら必要なところだけスクラップしてスリムにしていこうという算段。果たしてそんなマメなことができるのか?

第四段:ジャンルのサラダボウル

今までの段には入らず、比較的最近買ったものや、いざというときにぱっと手に取りたいものを集めています。なぜならここなら手が届くから。

国語の便覧や教科書はここに集まってる。ジャンルがごちゃごちゃしてるのは、本を背の順に並べた結果によるもの。

小説もあるし、学術書もあれば、エッセイも多めかも。もっと余裕があれば辞書も置きたかった。雑多!

カンボジアで手に入れたクメール語の『星の王子さま』(1文字も読めない)があったり、

ただ円周率が延々と載ってる、定価314円(←この価格設定に脱帽)の個性的な本があったり。結構バラエティーに富んだラインナップになってて気に入っています。ジャンルの揃わなさ加減がワゴンセールみたいでしょ。

そしてこの棚の後ろ側にはコミックスが隠れています!もうね、複数列にして配架しないと入り切らなくて私は悩んでいるのです…

背表紙が綺麗に揃ってることで美しさとマニア感の出せる書籍はコミックスならではなのに、場所の関係で隠さざるを得ないのは悔しい!

しかも「久しぶりに読みたいなー!」ってなった時に隠れているとどこにあるか分からない……。

いや、ここは自室でありながら自分で選書した図書館。本来、図書館の本はどこに何があるか分かるように分類番号で振り分けられているものだ。誰もが本を見つけやすいように本には予め決められた住所があって、大抵は本棚そのものに番地が書いてある。

そう!ここでも同じことをすればいいのだ!そしたら探す時に手間取らない!

(場所覚えとけばいいやんというツッコミはなしで…覚えられないから…笑)

なのでアバウトに「この辺にこれがある」と分かるように本棚に印を付けちゃいました。これで本を探す手間が省けます。思いついた時天才かと思った。

第五段:見た目のステに全振り

紹介する最後の本棚がこちら。

過去にも少し触れたことがあるんですが私は萩原朔太郎が好きで、研究まではしないくせに全集を持っています。

全集、持ってたらかっこいい。それが本棚に陳列されてたらちょーかっこいい。なので目立つところに置いてやりました。すげーかっこいい!

なお、またしても全集の裏側にはコミックスが陰に隠れてじっと佇んでいます。ごめんな、隠して。

エピローグ:ブックエンドいらず

こんな感じで積載量超過もええとこな具合で本を詰めまくっており、本当に本が好きならもっと本を丁寧に保管しなさいと怒られそうなレベルなのですが、

できれば分散させずに全てこの本棚に収納してしまいたいという持ち主のエゴで、本には大変ご迷惑をかけておりますが私はこの本棚を眺めてるとひたすら楽しいです。

次に読む本をこの中から選んだり、過去にこの本読んだけど内容忘れちゃったな〜って思ったり、うわ私全集持ってんじゃんカッケ〜って自惚れたりとかして気持ちが潤う。

そんなこんなで語ってきたのですが案の定長々と書きすぎました!ここまでお付き合いくださってありがとうございます!

みんなの本棚も見せてくれ〜!(^^)

この記事が参加している募集

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?