ロックン

為替FX出身 ローレバ・ノーレバ 中~長期保持スインガー Noteは主に自分の考え・戦…

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為替FX出身 ローレバ・ノーレバ 中~長期保持スインガー Noteは主に自分の考え・戦略見直し用なので批判等はご勘弁を

最近の記事

彼は株式市場に屈した(1月FOMC結果から今後の見通し)

1月のFOMCでFRBのパウエル議長はハト派の姿勢を強く見せた。 2018年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)から1カ月。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は豹変(ひょうへん)していた。市場が嫌う利上げもFRB資産圧縮も終了に近い可能性を示唆した。 利上げ、バランスシート縮小共に鈍化させる、あるいは停止させることを強調したのだ。このことをガンドラック氏は「彼は株式市場に屈服した」と結論付けた。パウエル議長本人が否定しようとも、株式市場の下落が今回のハト派姿勢に

    • 今夜のFOMC シナリオ予測

      明日午前4時よりFOMCの政策金利発表がある。重要なのは金利発表よりその後に行われるパウエル議長の会見である。 ・会見では 1、金利引き上げのペースについて 2、バランスシート縮小について 述べるだろうが、この2点に関しては非常に重要なので株式市場、為替市場ともに過敏に反応するだろう。 ・予測すべきシナリオと取るべきポジションについて 1に関して、金利引き上げペースを鈍化、撤廃、維持の三択となる。 (とはいえ、この三択は少し極端で、現実には鈍化を匂わせながらも「

      • 遂に相関が崩れたドル円と日経、投資家の心構え

        遂に恐れていた、予見されていた事態が起きたというべきだろうか。ドル円と日経の連動が崩れ始めている。原因と来年以降の戦略を探る。  2005年から2015年末までのドル円と日経平均株価である。ドル円が下落すれば日経平均も下落し、ドル円が上昇に転じれば日経平均も上昇する相関間関係となっている。  連動が崩れ始めた2016年から2018年末である。ドル円が下落しても日経平均はあまり下落せず、ドル円が上昇しても日経平均の上昇が鈍くなっていることが伺える。  こうした動きの変化は

        • 歴史的株安を予想できなかった日本のアナリスト、予想していた海外ヘッジファンド

          歴史的株安となっている。日経平均は高値から4000円以上下落し、ダウは5000ドル以上下落し、S&Pも500ドル以上の下落である。何れも20%以上の下落を記録している。こうした事態を日本の証券アナリストは予想していなかったが、海外のヘッジファンドは予想していたところが多い。なぜか。  ではまず、2017年の日本の証券アナリスト笑による2018年末の株価予想・景気動向を見てみる。 2018年末に2万円台後半まで日経平均株価が上昇して、年末高になると予測するプロが多く、なかに

        彼は株式市場に屈した(1月FOMC結果から今後の見通し)

          欧州通貨の今後を考える

          欧州通貨の全面安が継続しているが、この傾向はいつまで続くのか、そしてこの状況で優位性のあるポジションはなにかを考える。 1、ポンド・ユーロの対ドルレート変遷 2、フラン・ポンドの対ドルレート変遷 3、ユーロ・ポンドの対スイスフランレート ポンド、ユーロが連動して下落しているのに対し、スイスフランは概ね安定している。 何故欧州通貨が下落しているのか原因を考えると、一番は英国のBrexitだろう。英国の「合意なきEU離脱」の現実化が近づいており、リスクを回避する動きから

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          新しい投資戦略(メモ)

          ・ドル円の上昇が続いている 114円 ・インフレ 若干インフレ傾向あり 0.9→1.3→1.4% ・実体経済(GDP) -0.2→+0.5→-0.5 ・株式市場 全体的に上値が重い 円安が続いたものの下落基調あり ・問題点 まずインフレ率が上昇しているのは円安による物価高と考えられる 個人消費はまるで伸びていない。 実体経済もマイナスであり、株式市場も日銀の買いが旺盛な割に伸びていない。 ・今後の戦略に関して まず、日銀の買い入れは日本企業の競争力を失わせるばかりであ

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