見出し画像

【直売所から生まれる絆】連載“ROCK SPIRIT“vol.8

今日は「直販売から生まれる絆」についてお話させて頂こうと思います😆🍀

僕らは店頭販売している時に、たまにいらっしゃったお客様から栄養ドリンクなどの差し入れをいただくことがあります。その時に、「頑張って」とか声をかけていただくことがあるんです。先日も50代くらいのお客様がいらっしゃって、「この暑い中やけど頑張って」とか「また商品楽しみにしているね」とお声をかけていただきました。ただお互いに「お店とお客さんの関係」だと思っていたらおそらくそんな話はでてこないんだろうな、と僕にとっては毎回“この仕事をやっていて良かった“と実感する一幕でもあります。



スーパーなどの店頭でお野菜を買う時に、お客様からこんなふうに生産者側を思った言葉をかけてもらえる機会というのはそんなにあることではないと思うんです。なぜ購入する側のお客様が従業員の体調まで気遣ってくださるのか、それはきっと少なからず現場の思いや雰囲気を伝えることができているからこそ、生産者がどの時期にどんなことを考えているかとか、何に喜びを感じているかとか、いつがキツそうなのかとか、そういったことを感じ取ってくださったお客さんから出た心からの一言なんだと思います。


また、SNS上でもお客様から嬉しいコメントをいただくことがたくさんあります。

🌽「おいしいトウモロコシをありがとうございます。トウモロコシだけでなく皆さんのお人柄にも惹かれます。」
🌽「子供たちも大好きです。暑い日が続きますのでスタッフの皆様、お体ご自愛ください。」
🌽「青空レストラン、大好きな舞コーンが出ていて嬉しいです。」
🌽「今年は予約で手に入れることができて嬉しいです。甘さにびっくり。」
🌽「フルーツの果実のようにビュっと汁が飛び感動です。」
🌽「すぐに行ける地域にロックファームさんがあり幸せです。」



コメントをくださる方の中には、直接会ったことのある方もいればまだお会いしたこともない方もいらっしゃいます。そんなふうに、家に帰って、わざわざ貴重なお時間を見つけてInstagramやオンラインショップのページにコメントをくださるお客様の声を拝見しながら、こうした生産側と商品を買ってくださる側の関係を日々積み上げていけるところに直販売✖️SNSの可能性を感じています✨SNSでコメントをくださるお客様の声をみながら、いつも一つ一つ返信していくのですが、一番嬉しかったのは、病気を抱えているお子さんのいるお母さんからご連絡をいただいたことです。
ほとんど食事も取れなかったそのお子さんが、うちのトウモロコシを買って帰ったらたくさん食べてくれたというメッセージを以前にいただいたことがありました。
モノを作る仕事の多くは、作る人は作るだけでなかなか購入してくれた方の反応を直接知ることができません。買ってくださる方も、「生産者」「産地」「メーカー」は書いてあっても、作り手がどんなことを思ってなぜその商品を作っているのかを感じ取ることは難しいところもあります。

そんな中で、こうしてお客様に商品が渡ってからの「商品とお客様のその後の物語」を伝えていただけることは、生産者にとってはこれ以上ないくらい嬉しいことです✨✨

僕も自分の思っていることや今の農業のこと、皆さんに一つでも多くこれからも伝えていきます。
皆さんとSNSのコメントでお話できるのも楽しみにしていますので、今後もよろしくお願いします😎🌽🌽

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?