自慢のロックバンド
2022/02/10 MY FIRST STORY
We promise. 4 you once again Tour Final at BUDOKAN
不屈の精神でどんな困難が立ち塞がろうと諦めたりなんてしないし、むしろそれすら糧に変えてしまうような気さえする。
ずっとこの日を待ち侘びていた。
当日が近づくにつれて本人たちの本気も見えてきて、目にすることができることに対する感動のようなものが既にあったのも事実。
言わずもがな彼らが本気で挑んでくることはわかっていた。
武道館の空気に包まれて開演を待った1時間は何だか不思議な感覚でもあった。
マイファスといえばステージの垂れ幕に緊張が高まるのが常だが、今回は武道館に対して「よろしくお願いします」と一礼したい気持ちであった。自分がやるわけではないのに。
「5年ぶりだな、武道館!」
ついにきた。この時が。
メンバーも観客もここぞとばかりに高まる熱量。気合。
誰もがこの瞬間を待ち侘びていたんだと。
5年間の想いを全て言葉で、曲で、歌で届けると誓った武道館。
武道館を経て、幕張、横アリ、たまアリと一つ一つ階段を昇ってきた。
次のステップは、、。
そこに突如世界を襲った猛威。
”本当にみんなに支えてもらいました”
とHiro(Vo.)は言う。
リスナーがいるからバンドという組織は成立する。
でもそんなリスナーが居続けるのは彼らが真っ直ぐなロックバンドで居てくれるからなんだとも同時に思う。
止まらないマイファスに支えられ続けている。感謝してもしきれないな。
2021年3月、無期限延期が発表された時のことは今でもすごく覚えている。
記憶に残っている理由は、かつて宣言していた大きな夢であるからということだけではなくて、マイファスへの、そしてファンへの熱い想いが伝わる文章に心動かされたからである。
どうしようもできない未曾有の事態を引き合いに”断念は仕方ない”で終わらせるのではなく、ずっと掲げてきたことだから大切にしたい、うやむやにしたくないという気持ちがしっかり伝わった。
だからこそ、その時同時に発表された2022年2月に武道館を経てアリーナ公演の復帰を誓うという文字を見た時に絶対その場でその瞬間を見届けたいと心に誓っていた。
何に対しても一生懸命で、本気で向き合ってくれるところが好きなんだと実感させてくれた。
「アーティストに定年はないから引き際は自分で決めなければならない。」
何年活動したら、ある規模まで動員できたら、、。
いや、そんなの寂しすぎる。
本人がまだ音楽続けたいと思う内は音楽家であり続けて良いと思う。
ずっと探求して、チャレンジして、そうして何かを掴んで。
「一度や二度転んだぐらいで諦めないから」
満足するまでもがき続けてほしい。
引き際とかいう概念は彼らに存在しないような気がする。
彼らが止まっていると思ったことがないからそう確信できる。
前回ツアータイトルになっていた"continuation"
これは彼らにすごく似合うタイトルであると思った。
公演直後に今年のツアーが発表されていた。
12月の横アリまで今年も変わらず駆け抜け続けることが早々にわかってひたすら嬉しい。
世間一般的な番人受けだとか、世間体だとかではなくて自分たちの音楽を好んでくれる人たちと駆け上がり続けたいという気持ちを彼らの姿勢から感じることがある。
想いを届けて、「楽しもう!」という掛け声と共に一層楽しくなった記憶がある。
武道館だということも忘れかけていた。
ふとした時に上を見たら日の丸が目に入ってそれで引き戻される。
でも本人たちが本当に楽しそうだし、(観客の100倍楽しんでいたらしい)ファンも一丸となっているようでスタンディングのライブハウスに居る感覚だった。
直接届けた想いで実現した来年の約束を目にできる日も楽しみにしています。
そしていつか、誓った約束が成果として形に結びつきますように。
私の自慢のロックバンドです。
これからもお願いします。
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continuation of the story 0916 Zepp Haneda
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