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採用活動は人を選ぶんじゃない!?

こんにちは、ロビーです。
今日は、自分自身が採用担当として大切なものを学んだ、新卒採用でのエピソードについてお話しますね。

ある会社で当時の内定解禁日以降に、早速、内定者懇親会を開催ときのことです。会社から懇親会会場に移動中、自分が1人の時に、ある内定者が今にも泣きだしそうな顔で、
「話があるんですけど、よろしいですか?」
と声をかけてきたんです。

何故、声をかけてきたのかは、予測できてました...

事前の打合せの中で、上長が
「ここに集まった人は、うちに必ず来てくれるんだよね。懇親会にも参加するんだしね。」
と内定者全員に声をかけたんです。

そのとき、1名だけうつむいた内定者がいました。

そうです、話された内容は、この会社は第2志望で、第1志望の会社の結果が出ていないで、まだ決められないということでした。
その内定者は、その年の内定者の中でも評価が高く、辞退されるようなことになると、会社にとっては大きな痛手でした。

そんな状況から、採用担当者としては、是が非でも「うちに決めてくれ」と説得しないといけない場面だったと思います。


でも、そのときの自分の選択は違いました。
「わかった。納得してから決めよう。この話は自分のところに止めて置くから、懇親会は最後までしっかり参加しな」
って声をかけました。

採用担当者としては、採用者の不足を発生させる事態を招く可能性がある訳ですから、正しい対処ではなかったと思います...はい。

その内定者は、この場を平然と過ごし、後から辞退をすることも出来たのに、バカ正直に相談してくれた。
そんな奴と一緒に仕事したいと思ったこと、そして、そう思ったら本当に納得してこの会社に来て欲しいと思ったんです。

どうなったと思います?

なんと、第1志望の結果がでても、その会社を選んでくれたんです。

何でもそのときの自分の対応が、その内定者の心を動かしたようです。
一緒に仕事をしたいと...


採用担当者としては、採用活動の中でどうしても「人を選ぶ」というスタンスになりがちですが、忘れてはいけないのは、

いかにこの会社に興味を持ってもらうか
いかに一緒に仕事をしたいと思って貰えるかどうか

ということなんだと思います。


採用活動は、「どうやって人を選ぶ?」じゃなくて、「どうやって人を惹きつけるか?」です。

そう考えたら、面接する態度も変わりますよね(笑)
面接に関しては、下記の記事にも書いています。ご参考まで。



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